映画「勝手にふるえてろ」のあらすじ・感想まとめ【妄想力爆発のキュートな恋愛映画】

この記事はこんな内容をお届けします
1.映画『勝手にふるえてろ』の簡単なあらすじ
2.映画『勝手にふるえてろ』の感想レビュー一覧
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。

今回は最近のラブコメ映画の中でもかなり人気の高い話題作、勝手にふるえてろのあらすじをご紹介したいと思います。

結論、マジで面白いです。

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、勝手にふるえてろは邦画史上に残る名作!って言いくらい、迫力といい、物語の内容といい、完璧です。

褒め過ぎかもしれませんが、皆さんも鑑賞したら、絶対に僕みたいにいっちゃうはずですよ。

目次

映画『勝手にふるえてろ』はこんな人におすすめ!

・妄想が爆発する痛快な恋愛映画がみたい人

・松岡茉優ちゃんの魅力が前回の映画がみたい人

・大絶賛するラブコメディ作品をみたい人

シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている僕が、以下にて、勝手にふるえてろの個人的な評価を紹介します。

僕自身のおすすめ度:★★★★★
キャラクターの魅力度★★★★★
満足度:★★★★★
見返したい割合★★★★☆

勝手にふるえてろの魅力は、正直、松岡茉優ちゃんの演技力の凄さです。

正直、勝手にふるえてろをみたら、大半の人が“大ファン”になっちゃうじゃないのかな?なんて思えるくらい。

映画「勝手にふるえてろ」のあらすじ

たかりょー
それでは以下にてあらすじをご紹介していきましょう。
【あらすじ01】脳内恋愛炸裂中!現在片思い中のヨシカ
【あらすじ02】ヨシカのリアルな恋愛人“ニ”現る
【あらすじ03】奇跡の同窓会
【あらすじ04】奇跡から一転!現実に戻される悲しい新年
それぞれ詳しくみていきましょう!

【あらすじ01】脳内恋愛炸裂中!現在片思い中のヨシカ

こじらせ女子主人公・江藤良香(ヨシカ)は、生まれから一度も彼氏がいません。
(彼氏いない歴は=26年間)

学歴だって大していいわけではなし、容姿も中の中。
仕事はOLです。

さすがに男との経験はあるでしょう、、、ってありません。
だってオタク女子なので、リアルな男性は大の苦手。
そんな彼女がワンナイトなんてのはあり得ません。

でも彼氏を作っていない理由は実は彼女の奥手な性格だけってわけでもないんです。

実は、彼女には中学生の頃から思いを寄せ続けている男性がいました。

その名も“イチ”(一宮くん)です。

ヨシカは彼を一目見たときに、いわゆる「一目惚れ」というものを経験し、たった3回!しか話していないのに、もう会わなくなったいまでも、彼のことを思い続けているわけです!

イチは中学生の頃からちょっかいばかり出されてい、めちゃくちゃ人気者で、いつもみんなの中心にいる。
いわゆるクラスの注目の的でってやつです。

なので地味なヨシカはいつも教室の隅っこの方で隠れ見るだけであって眼中にも入ってないかも、、、って思っていた時に、突然イチから声をかけられるわけです。

時は体育祭。
イチくんに服の裾を捕まれ「俺を見て」と言われました。
「俺を、、、見て!!!」

この言葉に彼女の妄想は爆発してしまい、彼女の恋は加速度的に燃え上がります!

やばい女子じゃない?って思うかもしれませんが、それには理由があるんです。

実は、ヨシカはそもそも妄想力が炸裂しやすい性格でして、彼女は”勝手に”彼との間に”特別なつながりがあるに違いない!”と勘違いしているんです(そうです、勘違いなんです、、、)

だから、「イチも私のことを特別に思っている」→「じゃあ私たちは両思いじゃない?互いに思い合っているだから!」なんて、めちゃくちゃ飛躍させてるんですね。

あっぱれヨシカ!って感じですよね。

【あらすじ02】ヨシカのリアルな恋愛人“ニ”現る

そんなヨシカの前に、一人の男性が現れます。

通称は「ニ」(霧島)です。

なぜ「ニ」なのかというと、答えは単純。

まず名前を覚えることが苦手なヨシカだったので、たまたま飲み会の時に同僚が1+1の計算を間違ってしまった記憶から“ニ”と名付けたこと。

また「イチ」の次、現実だけど、あんま燃えない男ー普通の男ー2番目の人だからです。

ニは会社の同僚でして、決して魅力があるわけではないヨシカに対して、めちゃくちゃアプローチしてくるんですよね。

彼と出会ったのは、会社の経理部と営業部が合同会飲み会。

「実は俺前から江藤さんのこと気になってたんだよね」

なんと、同期で営業部の霧島(ニ)に告白?的なものをされちゃって、アレヨアレヨと連絡先を交換し、今度2人っきりでデートすることになるわけです!

これまで恋愛なんて頭の中だけでしかしたことがなかったのに、ヨシカにとっては急展開ですよね。

ただ、見た目はかっこよくない。めっちゃ普通。→「イチ」のように王子様気質ではないんです・

とはいえ、尾ところから基本的に相手にされないヨシカにとっては、積極的にアプローチしてくれるわけですし、給料も悪くなさそう。
なので、付き合う(その先の結婚まで!考える)相手としては条件は悪くない。

とはいえ、こじらせ女子のイチカ。
彼とデートしていても、ときめかないんだな〜
常にイチくんと比べちゃうんですよね〜

ニはとにかく明るい組んで、女子のことを考えないで、勝手にベラベラ喋るわ、趣味も全然あいません。
(ヨシカの趣味と言っても絶滅した生物を、夜な夜なWikipediaで調べて読みふけったり、アンモナイトの化石を見ながらニヤニヤしたりと、普通の男性なら、なんじゃその趣味は!ってなるレベルですww)

でも僕的にはニって憎めないですし、現実の彼氏としてはありだと思います。でも理想を追い求める女性からしたら、それは違う!ってなるんですかね・

中学生の頃から一途に思い続けている、「私だけの脳内彼氏」この恋をものにしたい!
or
めっちゃ元気!性格良し・裏表なし!だけど魅力もない、地に足のついた現実的な恋愛相手「私を好きな人」

ヨシカの心はこの二人の間で大きく揺れ動いています。

【あらすじ03】奇跡の同窓会

現実の恋愛相手とデートを重ねながも、いつも私の脳内にいるのは、イチの姿。

二から告白されても、返事を保留にし、時間があれば中学生のイチを頭の中に召喚しては、懐かしの記憶に浸り、いとしき脳内彼を愛でています。

そして、ある日、イチカは脳内彼氏との恋愛を成就させるためにある行動を起こします。

良香はなんとかイチと出会おうという一心で、中学生の頃の同級生になりすましたfacebookのアカウント作り、イチに会うべく「年末に地元で同窓会を開きます!』とみんなに声をかけます。

これって犯罪じゃないんですかね?

周りのみんなは「行きます!」って返事がたくさんくるなかで、イチが果たしてくるかなくるかな・・・って感じで当日をドキドキしながら、待ち望んでいるイチカ。

同窓会の当日、何年ぶりかにクラスのみんなで集まって周りは楽しそう。
でもイチカは中学生の頃は暗くて地味なので、その中には入れずじまい、、、ってか入るつもりはなし!
なぜなら同窓会の目的はただ一つ!
イチに会うためなのだから!

とはいえ、肝心のイチが姿がない。どうしよ〜ってなっているところに、イチが遅れて登場!
いやめちゃくちゃかっこよくなっている!
久しぶりに再会したといえ、こんな大きくなって成長しているもんなんだね。大人だし
でも中学生の頃好きだった感じは変わってなくて、よく「久しぶりに会って変わってたから、恋が冷めちゃった〜」ってのもなし。
どちらかというと、さらに好きになっちゃったって感じ。

というふうに脳内がまたまた暴走まっしぐらで、同窓会の最中は周りとの会話に集中することなく、目の端で、イチの姿をチラチラと見るイチカ。

でもイチカはこのままイチと喋れないままで終わらせたくない!とばかりに、勇気を振り絞って、イチと席が一緒になるようになんとか共通点を探し出した結果、、、、「上京組はこのテーブルに集まれ」といま東京にイチがいることを知っていたイチカは、グループを作る誘導作戦に出ることにします。

そこで交わした会話は、「上京組だけで今度集まろうよ!新年会しよ1」との約束。
イチカは天にも昇る心地。

「イチとまた会えるんだ。もしかして進展があるかも、、、」

【あらすじ04】奇跡から一転!現実に戻される悲しい新年会

新年会当日。

場所はIT関係の仕事で大成功している同級生がクラスタワーマンション。
彼女はできる限りのおしゃれをします。(普段絶対吐くこともないピカピカのヒールを履きます)

「絶対イチとの関係を深めるぞ!」と意気揚々と飲み会に乗り込むわけですが、イチカに現実が突きつけられます。

それは、そもそも中学の頃に同級生とは仲が良くなく、どちらかというとクラスでいえば、陰キャラだった彼女が、同級生たちの中に馴染めるわけがないんです。

てか、リアルな人と仲良くするってのが苦手なんですから、当然、”空気が読めない”みたいなことも起こるわけでして、、、
全然新年会の空気に溶け込まずに、蚊帳の外かん丸出し状態。

もちろんイチとの交流も深められずにいる、、、

そして食事が終わり、みんなが寝支度を整えている。パッとイチを見ると女とイチャつてるし、、、

最悪の新年会だった!とめちゃくちゃ後悔しているイチカの元に、突然、憧れのイチから声をかけられます。

イチがなんか喋ってるし。
すごい打ち解けた雰囲気を出しながら「俺、中学の時いじめられてたからさあ、本当か前の同窓会に参加するの嫌だったんだよね」

「えっ!?私に相談!それもみんながいないところで」と一人テンションが上がるイチカ。

それに、イチと趣味が合うことも発覚(絶滅した動物に興味がある)

それで会話はどんどん盛り上がって、「昔一宮ってさあ」と会話が盛り上がります。

ところが突然現実に突き落とされます。

ずっとさっきからイチが、イチカのことを「きみ」と呼んでいたのです。

イチカは「なんできみってさっきから呼ぶの」と尋ねると、イチは「ごめん、名前なんだっけ?」という。

これこそが現実だよ、イチカよ。

 

シネコンスタッフ、たかりょーの個人的感想

ここでは映画大好きのたかりょーが勝手にふるえてろの感想をお届けします。

脳内恋愛が爆発する映画

松岡ちゃんがめっちゃ可愛い

詳しくみていきますね。

脳内恋愛が爆発する映画

勝手にふるえてろはヨシカが映画中、終始一人でベラベラ喋っています。

それも脳内での会話が大半ですね。

時に精神失調気味じゃない?と思ってしまうほど、、、

脳内って、基本的に自由じゃないですか。

例えば、社会規範とか常識とか道徳とか、まったく存在していない。

だから、脳内に思い人を召喚させてしまったら、想像(偏見等も)がどんどん勝手に膨らんでいってしまうので、暴走させたら、収拾がつかなくなっちゃうのは分かりますww

読者の皆さんもお酒を飲んでいる時に、理性のタガが外れちゃって、目前の人に言いたい放題に喋るとか、言葉を口に出さないまでも素面の時には決して思いつかないような言葉を脳内で吐き捨てたりする経験ありませんか?

僕は綿矢りささんの原作も読ませてもらったんですが、松岡茉優さんみたいな可愛いイメージではなかった!以外は、結構、忠実になぞってるんじゃないかな?って感じでした。

松岡ちゃんがめっちゃ可愛い

正直、勝手にふるえてろでの松岡さんの演技にはめちゃくちゃ驚きました。

どちらかというとそれまではCMとかバライティーとかに出ている印象が強かったので、女優というイメージが薄かったです。

でも勝手にふるえてろでは脳内恋愛をする、いわゆる“イタい”オタク女子を完璧に演じきっていて、僕の大好きな女優さんの一人になりました。

ちなみに僕の勝手な理論なんですが、演技派の女優さんって、“雰囲気型”と”感情型”の2パターンあると思っています。

松岡さんは明らかに後者のほうで、感情表現でぐいっと僕たち観衆の心を掴む演技をされています。

人間の一般的な感情(泣く・喜ぶ・怒る等)一つ一つの表現が豊かでありつつ、大げさにならず、とてもナチュラルに演じられています。

ちなみに本作で松岡茉優さんは本年の日本アカデミー賞主演女優賞

映画「勝手にふるえてろ」のレビューを集めたよ

最後に勝手にふるえてろのレビューも紹介しますね。

私陰キャラ!って人には最高の映画

やっぱり松岡茉優ちゃんの魅力が満載

喋りのテンポがすごい!

以下で詳しく解説していきましょう。

私陰キャラ!って人には最高の映画

たかりょー
学生時代陰キャラだった!って人には、勝手にふるえてろのイチカにすごい共感するかもしれません。シャインさんがおっしゃっているように、失敗を恐れて、攻撃できないっていう部分はすごくわかる気がします。

やっぱり松岡茉優ちゃんの魅力が満載

たかりょー
ツイッターをみる限り、勝手にふるえてろは上のような感想が圧倒的でしたね。やはり日本アカデミー賞をとっただけあって、多くの人たちの心を鷲掴みした作品なんです。

喋りのテンポがすごい!

たかりょー
これについては僕も思いましたね。彼女の脳内ではいろんな言葉が溢れかえっているので、めちゃくちゃなスピードで会話が交わされています!
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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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