映画『あやしい彼女』のあらすじ・ネタバレ結末【笑って、泣いて、感動する映画!】

▼この記事はこんな内容が書かれています。
1.映画『あやしい彼女』の詳細なあらすじ・ネタバレ結末
2.映画『あやしい彼女』のキャスト紹介
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。

『あやしい彼女』は2016年に公開されたファンタジコメディー映画です。

本作を一言で表すなら「失われた青春時代を取り戻すヒューマン映画」。

主人公は頑固バアちゃん73歳カツ。

彼女はある出来事をきっかけとなり若かりし20歳の姿に戻る。

これまですべてを捨てて生きていたカツは、まるで「青春を生き直すように」青春を取り戻す、、、

もしあなたが「あ〜若返るならなにしたいかな〜」って日頃から思うタイプの人ならきっとこの映画も面白いと感じてもらえるに違いないです。

目次

注目ポイント!最高のコメディ映画を世に送り出す水田監督作品

皆さんは『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』って知ってますか?

超絶面白いコメディ映画なんですが、これらの監督をつとめたのが水田伸生監督なんですよね。

本作「あやしい彼女」もその水谷監督が韓国で大人気だった映画をリメイクした作品なんです。

正直、はずしようがないですよね〜って感じの映画なんです!

映画『あやしい彼女』のあらすじ詳細

それでは以下にて「あやしい彼女」のあらすじを詳しくみていきましょう。

上映時間としては125分あります。

それを5つに分割してわかりやすい形であらすじをまとめていきますね。

あらすじ1【頑固婆ちゃんカツ】

商店街を元気に歩くカツは娘と孫の三人で暮らす73歳のお婆さん。娘の幸恵は雑誌の編集長として働くキャリアウーマンで、孫の翼はバンド活動に励む少年で、カツはいつも周りに娘と孫の自慢ばかりしていました。「厚化粧シニア」なるあだ名を持つみどりとは、幼なじみの次郎が経営する銭湯で、いつも言い争いをしています。

 若い人に編集長の座を取られた事をカツに言い出せず、またそれを知らずに自慢ばかりするカツにうんざりしている幸恵です。そんなある日、カツは典型的な振り込め詐欺に遭います。慰める幸恵に対して、振り込んだのは幸恵の仕事に支障が出ないようにするためだったと言うカツ。ついに幸恵は、いつも苦労自慢ばかりするカツに対して不満をぶつけ、カツは家を出ていきます。

 神社の前で嘆いていたカツは、近くの写真館にふと明かりがつくのを見て、そこへ近づき、カツの憧れであるオードリー・ヘップバーンの写真を眺めます。写真館の店主に「私がこのカメラでお姫様にしてあげますよ」と言われてカツは写真を撮ってもらいます。

あらすじ2【カツに起きた奇跡の出来事】

 写真館から出た際、カツはひったくりに遭遇します。カツは全力で追い、バイクで走るひったくり犯を捕らえ、ヘルメットに写る自分の顔を見て自分が若返った事に気づき驚きます。

 翌朝、公園でカツは目を覚ます。若返った体に喜ぶカツは、髪型や服装を変えて好きな事をして楽しみます。そんなカツは銭湯へ行くのだが、そこでのぼせて倒れてしまいます。次郎らに介抱され、名前を聞かれ、とっさに大鳥節子と名乗ります。その後、次郎宅に居候する事になりました。

 ある日、のど自慢大会に出向いたカツでした。厚化粧シニアことみどりが素敵な歌声を披露したので、対抗心を燃やしたカツは、そこで「見上げてごらん夜の星を」を歌い、綺麗な歌声を披露します。たまたま近くにいた音楽プロデューサーの小林の耳にも届き、小林は会場の中へ向かい、歌を歌うカツを見つけます。また、孫の翼も会場に来ていて、カツの歌声に聞き惚れるのでした。

 歌い終わった後、翼と目が合いカツは逃げ出すが見つかり、二人はレストランへ行く事になりました。カツこと節子にバンドのボーカルになって欲しいと懇願する翼。仕方なく承諾するカツでした。

あらすじ3【孫のバンド活動をサポート】

 実際に翼たちのバンド演奏を見たカツは呆れ、人の心を震わせるものが歌なのだと熱弁します。カツの意見を取り入れた歌を路上ライブで披露すると好評で、バンドをビッグにしようとカツは意気込みます。

 ある日、再度カツを見かけた小林は、カツの後をつけてストーカーだと勘違いされてしまいます。後日、小林はネットで見つけた動画から、カツが組んでいるバンドを知り、カツに身分証を見せて今度は正式に話し合う事に成功します。そして、バンドは歌番組に出ることが決まります。

 一方、次郎はカツが誘拐されたと思い、節子が手がかりを持っていると予測します。そして、節子が出かけた隙に節子の部屋を探ると、そこでカツの所持品を発見します。その日、次郎は帰宅した節子を捉えようとするが、逆に締められてしまう。次郎は節子にカツとの思い出を語り始めます。節子がカツの口紅を使う様子を見て、ようやく節子が若返ったカツなのだと次郎は理解します。それ以降、幸恵を安心させるためにカツの手書きの手紙を渡すなど、次郎もカツを手伝います。

 歌番組での出演が成功した後、小林やバンドメンバーでバーベキューをします。そこで小林は、近日に開催されるロックフェスでオリジナル曲を披露して好評であれば、バンド「怪しい彼女」はデビューすると言う。若くて背が高い小林に次第に惹かれていくカツ。山道でカツが滑って足を怪我した際には、お姫様抱っこを。しかし、その時、カツは傷口の異変に気付き、上手く誤魔化して、その場を去ります。次郎宅に戻って足に針を刺して確認すると、血が出ると歳を取ることが分かりました。

 深夜にも関わらず、カツは外へ出ていきます。そんな折、小林から傷口を心配するメールが来ます。カツは小林の家へ行き、二人は酒を飲みながら雑談します。翌日、小林とカツは一緒に出掛けて、海辺の店で料理を食べたり、小林は髪飾りをカツにプレゼントしたり、二人は楽しい時間を過ごします。

 一方、未だフェスに出せる曲を作れないでいる翼は曲作りを諦めようとするが、カツに頑張れと言われます。翼は夜遅くなっても曲作りに取り組み、幸恵はそんな翼を暖かく見守ります。ついに、翼は曲を完成させるのです。

ネタバレ結末【事故と休日の終わり】

 フェス当日、電車が止まったために走って会場へ向かっていた翼だが、その途中、交通事故にあいます。頭から血を流しながら会場に来た翼を見て、周りが演奏を中止しようと言う中、カツは、翼のデビューがかかっており、翼にはどうしても聞かせたい人がいるから歌わせて欲しいと言い、その熱意が伝わりカツは歌います。

 翼は輸血が必要な状態でした。翼の血液型はRh -AB型でカツと同じ血液型です。次郎に止められるも、私の休日は終わったのだと言うカツ。輸血へ向かう前に幸恵はカツに思いを語るのです。生きることが難しいと言われた自分を諦めずに育ててくれた事への感謝、そして、今の人生を楽しんで欲しいと言う思いを。それに対して、カツは幸恵のおかげで母親になれた、何度生まれ変わっても幸恵を産む人生を生きたいと言います。

 翼へ輸血後、73歳に戻ったカツは幸恵と大きな会場で行われている翼のバンドのリハーサルを見ていました。その会場へ来た小林を見てカツはその場を去ります。スマホにある節子の写真を探す小林だが、そこには、写っているはずの節子の姿は消えていました。

 カツが外を歩いていると、バイクに乗った少年に出会います。それは同じ写真館に行って若返った次郎でした。そして、次郎のバイクの後ろに乗り走っていくカツなのです。

 

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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