映画『友だちのパパが好き』のあらすじと感想・レビュー

▼この記事はこんな内容が書かれています。
1.映画『友だちのパパが好き』の簡単なあらすじやキャスト
2.映画『友だちのパパが好き』ののレビュー
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。
目次

映画『友だちのパパが好き』はこんな人におすすめ

  • 芝居クサくないリアルな映画が見たい人
  • 岸井ゆきのが好きな人
  • 日常系の映画

映画『友だちのパパが好き』のあらすじ

あらすじ1【妙子の変な友人マヤ】

大学生の妙子は、自宅で友人のマヤといつものように雑談をしていました。すると、マヤは妙子の父親がカッコイイと熱弁し出します。妙子が父親のどこが好きなのかと聞くと、全部だと答えるマヤ。しかも、「恭介」と父親を下の名前で呼びます。そんなマヤを、変な奴だと呆れて接する妙子。

帰りに、マヤは駅から恭介が出てくるのを待ち伏せして、声をかけ、積極的に話しかけます。別れ際、マヤはフェイスブックに載せるからと言って恭介と一緒に写真を撮り、連絡先までも交換します。その頃、妙子は彼氏のコウジと一緒にいて、マヤが変だと呟きます。マヤは妙子と同じ大学を受験していたが、マヤだけ落ちて今はフリーターをしているのでした。

妙子の両親の仲はすでに冷めきっていました。帰宅した恭介に、住むところは見つかったのかと妻のミドリは聞きます。二人は離婚する予定であり、恭介は家を出ていくことになっていたのです。妙子はこの事実をまだ知りません。そこで、ミドリの催促もあって週末に二人で妙子に伝えようと決めます。

また、恭介は駅前でマヤに会ったことをミドリに話し、ミドリはマヤが恭介のことを好きだと言っていたことを話します。そして、生島さんには言ったのかと唐突に違う話を切り出すミドリ。生島ハヅキ、恭介の浮気相手であり、その頃、生島は病院で妊娠の発覚を告げられていたところでした。

一方、マヤは付き合っていた田所睦夫というマヤの元教師に別れ話をしに行きます。一緒についてきてもらっていた妙子の助けを借りて、好きな人ができたと言って別れを訴えるマヤ。受け入れきれない様子の睦夫です。

その後、妙子とレストランに行ったマヤは、妙子に本当に好きな人ができたと伝えます。相手は、妙子の父親、恭介です。気持ち悪いと思う妙子に対して、マヤは純愛だと主張します。思わず「くれてやるよ」と言った妙子の言葉を素直に受け入れて、マヤは喜びます。

あらすじ2【それぞれの複雑な男女関係】

コウジにマヤが自分の父親のことを好きだと言ってきた話をする妙子。嫌悪感を抱きつつも、マヤの人を好きになるパワーに感心する妙子でした。
その後、帰宅した妙子は両親から離婚の話をようやく聞かされます。妙子は全く予想していませんでした。妙子が離婚の理由を恭介に聞くと、恭介は「そういう時期かな」と言って濁しますが、ミドリは恭介が浮気している事実を隠さず伝えるのでした。妙子がマヤに電話して両親が離婚することを伝えると、マヤは歓喜します。

ミドリは離婚を決めて以降、仕事を始めていました。その職場で一人の男性がミドリに好意を寄せます。彼の名前は、川端惣一。川端は妻と子供がいたが離婚しており、その後、彼女もいたが別れていました。そんな川端にミドリは浮気された時の気持ちや今の心境を話します。ミドリと二人きりになった時、川端は本気で好きだと告白します。しかし、ミドリはその気がないように振る舞うのでした。

一方、恭介はカフェで生島と久々に会います。そこで、恭介は離婚の話が進んでいる旨を伝え、生島は安心感を見せます。そして、妊娠の事実を恭介に打ち明けます。驚くも拒絶はしない恭介に対して、生島は、妊娠の件は自分だけで考えると伝えるのでした。生島がトイレに行っている間に、二人の様子をそばでこっそり観察していたマヤが恭介のもとに行きます。自分のことを真に受けてもらってもいいと恭介に伝えるマヤ。戻ってきた生島には、恭介の娘の妙子だとウソをつくのでした。

あらすじ3【変化していく関係性】

恭介は生島と夜に会う約束をして別れます。そして、恭介が電話で仕事の話をしながら歩いていると、待ち伏せしていたマヤに引き止められ、キスをされます。生島の存在を知ったマヤは片想いが終わったような思いを抱いていました。

その頃、ミドリは仕事終わり、川端に二人で出掛けないかと誘われます。ミドリは断るも、川端は諦めません。その後、二人は一夜を共にするに至るのでした。ミドリは再発していないものの自分は病気だと話します。胸を切ることをどう思うか川端に尋ねてみると、彼は良いのではないかと答えるのでした。

生島は、恭介が自宅に来るのを料理しながら待っていました。そこに、恭介から今日は仕事で行けないかもしれないと連絡がきます。生島が恭介に電話をかけても通じないのでした。

また、コウジと順調な妙子は、一人暮らしを考えている話をしている際に、コウジに俺も一緒に住もうかなと言われ即答でいいよと言います。

ネタバレ結末【自分の意思を曲げず突き進むマヤ】

マヤに対して未練のある睦夫はナイフを鞄に入れて家を出ます。その頃、家を出ようとしていた恭介はミドリに離婚届を出したことを報告されます。そして、恭介は来週には引っ越すと伝えると、生島のことをミドリに持ち出され、生島との関係は微妙な状況だと告げ、外出します。

恭介はマヤと待ち合わせをしていました。一緒に歩き出す二人を睦夫は隠れてストーカーし始めます。公園を歩きながら色々話す恭介とマヤ。マヤは、恭介に生島と結婚するのか尋ねます。恭介を地面に抱き倒して、好きだと伝えるマヤ。大好きな恭介とどこか遠くへ行きたいと言い出します。その時、妙子からマヤに電話がかかってきます。話があるから会いたいと妙子が言ったため、マヤは妙子に会いに行き、恭介はその間、公園のベンチで待つことにします。

以前、マヤが生島に会った時に自分が妙子であると偽ったことを知った妙子は、その理由を聞きます。娘から言うと効果があるから、恭介と本気で付き合っているから等々、マヤは理解し難い説明をしてくるのでした。妙子は呆れるばかりです。

一方、その頃マヤを待っていた恭介が睦夫に刺されます。倒れている恭介を見つけた妙子とマヤ。恭介が死んだと思ったマヤは近くに落ちていたナイフを手にして自分の腹を刺すのでした。幸い二人とも病院に運ばれ命は取り止めました。恭介の病室には、ミドリと妙子、そして生島が来ました。生きているマヤの姿を見て、恭介は良かったと泣き出します。それを見ていたミドリと妙子、生島は怒りを表して立ち去ります。

病室で二人になった恭介とマヤは、仲良く話し始めるのでした。

映画『友だちのパパが好き』のレビュー

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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