映画『バレンタインデー』のあらすじ・結末ネタバレまとめ【恋愛群像劇】

『バレンタインデー』は2010年に公開されたロマンチック映画です。

本作を一言であらわすなら「バレンタインデーを中心に悲喜こもごもの恋愛模様を描く群像劇」

1年のなかでも特別な日。

2月14日バレンタインデー。

アメリカのロサンゼルスには多くの男女のカップルが、色めき立つ街のなかを心踊らせながら歩いている。
バレンタインデーで新たに生まれるカップル。

とはいえ、すべては幸せには運ばない。
逆にバレンタインデーの渦中に別れてしまうカップルもいる。

それぞれの思いが交錯しながら、10名の男女の恋愛模様を描いています。

バレンタインデーは、映画手法では有名な“グランド・ホテル形式”を利用した恋愛映画になります。

この形式を使って制作されて映画は名だたる名作ばかりです。

・ラブ・アクチュアリー
・シン・シティシリーズ
・THE 有頂天ホテル
・アメリカン・ギャングスター
・イングロリアス・バスターズ
・インセプション
・桐島、部活やめるってよ
・怒り
・ダンケルク

バレンタインデーも上記の映画にまけないくらい、とても名作恋愛映画として名が高いです。

もし『バレンタインデー』をまだ見ていない方は、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

目次

映画『バレンタインデー』のあらすじ詳細

それでは本題の映画『バレンタインデー』のあらすじをご紹介しますね。

本作の上映時間は117分です。

映画全体を4つに分割すると以下の通りになります。

起:【バレンタインの朝】

承:【バレンタインの日中】

転:【バレンタインの夜】

結:【それぞれのバレンタインデー】

それぞれを詳しく解説していきますね。

あらすじ1【バレンタインの朝】

ロサンゼルスで、様々な恋人同士がそれぞれのバレンタインの朝を迎えます。
リードは恋人のモーリーに指輪を見せプロポーズします。答えはYesでリードは喜びながら仕事へ向かいます。
スポーツキャスターのケルビンは、他の内容も担当するように言われ、今日はバレンタインデーについて街中でインタビューすることになります。それに納得できない上、バレンタインデーが大嫌いなケルビンです。
ジュリアは医師のハリソンと一緒に朝を迎え、これから仕事のためサンフランシスコへ行くハリソンに別れを告げます。
リズは同じ会社で働くジェイソンと素敵な夜を過ごすが、起きると急いで部屋を出ていき、外で他の男性と電話をし始めます。
エドガーは寝ている妻エステルのそばに庭で摘んだ花とプレゼントを置き、エステルもエドガーにプレゼントを贈ります。孫のエディソンは、毎年母親と手作りのカードを作っていたが今年は母親の姿がありません。

あらすじ2【バレンタインの日中】

ジュリアは親友リードの花屋に行き、結婚を祝います。今夜、恋人は出張でいないと言うジュリアにリードは会いに行って驚かすように促します。ハリソンは電話でジュリアに、もうすぐ空港に着くと言うが、実際には自宅に着いていました。ハリソンは薬指に指輪を戻し、妻と娘に挨拶するのでした。
ロサンゼルスへ向かう飛行機の中では、隣同士の席に座るホールデンの肩を借りて軍服姿のケイトが寝ています。起きたケイトは、11ヶ月ぶりの帰省だが、たった一晩の滞在だと説明します。目的は恋人だと思ったホールデンは、ロマンティクだと答えます。
リードは花屋に来たモーリーと話をします。指輪を付けていないモーリーは、質問責めに会うのが嫌で婚約のことはまだ内緒にしておきたいと相談します。
エディソンはリードの店に来て、カードと赤いバラ12本を学校一の美女にあげたいから小学校に配達して欲しいと言います。お金が足りないことにリードは気づくも依頼を引き受けます。
会社で郵便係として働くジェイソンは、最高だった昨晩にも関わらず朝急いでリズが出て行ったことで悩んでいました。今日がバレンタインデーだと気付かなかったジェイソンは、それが原因でリズは不機嫌になったと勘違いします。
フットボール選手のショーンは、契約は満了、年齢はリーグ最年長という現状です。ショーンは広報係のカーラにマスコミ対策を頼みます。そのカーラはバレンタインデーが大嫌いで、毎年「バレンタインデー大嫌いディナー」を主催しています。
高校生のグレースは、昼休みに彼氏のアレックスと二人の初めての時間を過ごす計画を立てています。
ショーンとカーラは、エージェントのポーラと話します。チームから更新はパスだと言われ、ショーンは潮時だと感じます。
ロサンゼルス行きの飛行機の中では、ホールデンとケイトがボードゲームを楽しんでいました。
主張に行ったはずのハリソンがリードの花屋を訪れ、二つのブーケを注文します。医師と名乗ったことと、クレジットカードの名義を見て、リードはハリソンだと気づきます。話の流れから、送り先のジュリアは恋人で、パメラという名の女性が妻だとリードは把握します。
グレースと待ち合わせをしているグレースの家にアレックスは先に着きます。グレースの部屋をロマンティックに飾り付け、真っ裸でギターを抱えている姿を、急遽戻ってきたグレースの母親に見られてしまいます。焦ってアレックスはほとんど全裸のまま家を飛び出し、車で通りかかったグレースの車に乗り込みました。
ジェイソンは秘書として働いているリズの元へ行き、今夜のデートに誘います。
小学校の先生として働くジュリアの元へ、リードはハリソンから贈られた花束の配達に来ます。教室にいたエディソンは自分が注文した花が届いたと思い、ガッカリします。リードは今日知ったハリソンの事をジュリアに伝えようとするが、話すタイミングを逃します。
配達の途中、リードが家に寄ると荷物をまとめていたモーリーがいて、リードに指輪を返すのでした。
ハリソンが出張に行っているものだと思い込んだままのジュリアは空港に行きます。リードはジュリアを止めに行きます。搭乗口に並んでいたジュリアを見つけ、真実を伝えるもジュリアは飛行機に乗るのでした。
ショーンの緊急記者会見の情報を知ったケルビンは広報係のカーラに会いに行きます。そこでバレンタインデーは嫌いだと呟くカーラに、同じくそれが嫌いだと告げるケルビンです。
エステルは罪悪感に苛まれて、昔浮気していた事をエドガーに打ち明けます。受け入れきれないエドガーでした。
ハリソンの勤務する病院に着いたジュリアは、ハリソンは出張に来ていない事、そして既婚者である事を聞かされます。
ショーンは会見にてゲイだと告白し、引退はしないと宣言します。

あらすじ3【バレンタインの夜】

ジェイソンとレストランに来たリズは、副業でアダルト電話をしている事がジェイソンにバレ、ジェイソンは去ります。
ホールデンとケイトは空港に着きます。どの交通手段も時間がかかるようで困っていたケイトにホールデンは自分の車を使うように言い、少しでも長く彼と過ごすように伝えます。
「バレンタインデー大嫌いディナー」を始めるカーラの元にジュリアやケルビンを含め、友人たちが集まります。
毎年エステルと訪れていた映画上映イベントに来たエドガーは当日券売り切れの知らせに困っていたところ、チケットが余っているというジェイソンの好意で無事入場します。そこへエドガーを探しにエステルが来て、嫌な部分も全部愛してと言い、二人はキスをします。それを見ていたジェイソンは何かに気づき走り出します。
ジュリアの前に、プレゼントを持ったエディソンが来て好きだと告白します。そんなエディソンに特別な人は慎重に決めるように諭している最中、ジュリア自身も気づくのでした。

ネタバレ結末【それぞれのバレンタインデー】

グレースとアレックスは、焦らずに愛し続ける事を確認します。
ショーンの元には、ホールデンが来ます。
仕事が終わったケルビンに会いに行ったカーラはキスをします。
部屋で泣いているリズの元にジェイソンが来て、全てを愛すると言い、二人はキスをします。
ジュリアはリードを見つけ、二人は気まずさを感じながらもキスを交わします。
寝ているエディソンのもとには母のケイトが来て、エディソンは喜び強く抱きしめます。
それぞれの深夜のバレンタインデーが始まります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

目次