映画『アオハライド』のあらすじ・ネタバレ結末【青春が詰まった最高の恋愛映画】

▼この記事はこんな内容が書かれています。
1.映画『アオハライド』の詳細なあらすじ・ネタバレ結末
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。

この記事では映画版『アオハライド』のあらすじの詳細を中心とした記事をご用意しています。

アオハライドは750万部突破の超人気恋愛漫画を映画化した、10代前半から後半までに人気のある作品です。

興行収入19億円もいったほどめちゃくちゃ売れました。

家族、友情、仲間、恋等。青春の要素がいっぱい詰まった甘酸っぱくも、力強い恋愛映画です。

ぜひ興味のある方はみてくださいね。

目次

映画『アオハライド』のあらすじ・結末あらすじ

あらすじ01.【驚きの再会】

中学時代のトラウマから男子に寄せられる興味に敏感になってしまった女子高校2年生、吉岡双葉の高校に転校してきたのはかつて双葉と両想いであった馬渕洸。女子力が低いかつガサツを売りにし、恋愛より友情を大切にしている双葉でしたが、洸の転校には心が踊りました。

それもそのはず、実は2人は洸が夏祭りの約束に来なかったのを最後に洸の転校が理由で離れ離れとなっていました。
そして双葉は洸に想いを伝えられなかった中学一年生のときからずっとそのことを引きずっていたのです。

しかしまだ双葉はそのことに気づいてはいません。「初恋の相手にとても似ているなぁ。」というくらいです。

そしてこの洸が初恋の相手田中洸であることを知りとても喜んだ双葉でしたが、離れ離れになった時から洸は苗字、性格すべてが変わっていました。さらに洸はそのことに戸惑った双葉に対して突き放すような態度を取ります。

あらすじ02.【洸と急接近】

そんなある日、双葉は購買でお金を払っていないとお店のおばちゃんに濡れ衣を着せられて怒られてしまいます。友達も助けてくれない状況のなか、そこで助けてくれたのは洸でした。
さらにそこで双葉は洸に軽い友達付き合いだと言われたことから、双葉は友達関係を打ち切る決意をしたのです。その後1人でご飯を食べていた双葉のもとに洸がやってきていきなり抱き寄せ、双葉のことを慰めます。

その後各クラスでリーダー決めが行われます。ここで双葉は自分を変えるためにリーダーに立候補するのです。しかし、他に名乗り出る人はいませんでした。それを見かねた洸、洸と仲が良い小湊亜耶、男子から人気があり洸のことが好きな槙田悠里、小湊から好かれている村尾修子らが副リーダー、他のリーダーへと立候補しました。

合宿形式のリーダー会の中で双葉はほかのメンバーや洸との仲を深め、洸と会っていなかった4年間について質問攻めをします。その結果、洸が中学1年の頃に両親が離婚したこと、母親と長崎に転校したこと、父親と兄がいるこの場所に戻って来たこと、それを洸はまだ引きずっているため大切なものができるのを恐れていることを洸の兄である田中先生から聞きます。

あらすじ03.【ライバル出現】

それに対して双葉は洸に優しい言葉をかけます。この交流を経て、双葉の言葉が胸に刺さった洸の気持ちは大きく揺らぐこととなります。そして洸が双葉としたのは「7時に三角公園の時計のところ」という思い出の待ち合わせです。3年の月日がたち、いよいよあの約束が叶う。そう思い、浴衣を着て化粧にも気合いを入れて待ち合わせをしていた双葉でしたがその約束は洸からの電話一本で破られてしまいます。しかもその電話の後ろには女子の声が…。

そして洸はその後夏休み中の集まりにも来ず、双葉は不安を抱えたまま二学期になります。そして悠里が夏休みに洸に告白し、振られたことを知るのです。一方洸は二学期になってからずっと携帯をいじってメールをするようになってしまいました。その相手とは九州で3年間を共にした成海唯です。彼女も片親という環境で育ち、最近父親を亡くしていました。洸は成海を放っておけなかったのです。

そんなある日、1人でいた双葉のもとへ洸がやって来ます。そして祭りに行けなかった分2人でどこかに行こうということになるのですが、それもまた電話がかかってきたことによって行けなくなってしまいます。落ち込んでいる双葉に別のクラスの菊池冬馬がやって来て一緒にファストフード店に行くことになります。実は菊池はリーダー会のときから密かに双葉のことを思い続けていたのです。菊池は「後夜祭のステージを見に来て欲しい。」とチケットを手渡します。気持ちが沈んでいたところの双葉はそこで気持ちが揺らぐのです。菊池といれば洸のことを忘れられるかもしれない、菊池ならこの沈んだ気持ちをもう一度あげてくれるかもしてない、双葉はそう思い始めるのです。そこから仲が良くなり、一緒にいる時間も増えた菊池と双葉でしたが洸はそれを見るたびにものすごい嫉妬心をいだくようになります。

あらすじ04.【成海の壁】

文化祭の菊池のステージを見に行く双葉に洸と成海もついて行きます。そのとき、人とぶつかった洸がたまたま双葉に当たりキスをしてしまいます。逃げる双葉。追いかける洸。事故だから気にしないと言う双葉に対して洸は教室でキスをします。

そして夏祭りの日は成海の父の通夜だったことを打ち明けます。似たような境遇の成海を放っておけなかった、その事実を双葉は受け入れます。そんなとき、唯が預かり先の母の家から家出をして来ていたことが発覚するのです。それを知った洸は成海を突き放すことができなくなり、翌日から学校に来なくなります。成海の付き添いをするようになったのです。

このことを見かねた双葉は成海のところにいく決意をします。成海と対面した双葉。双葉は成海に対して「洸を解放してあげてほしい」という願いをつたえるのですが、成海は聞く耳を持ちません。「洸と分かり合えているのは似た境遇の私だけだ。双葉には分からない。」といった態度です。

さらにそんな時に限って菊池が双葉に急接近してきて、告白をします。洸と成海のことで落ち込んでいた双葉は菊池ならこの沈んでいる心を上げてくれるかもしれない、菊池なら洸のことを忘れさせてくれるかもしれないと揺らぐようになります。

ネタバレ【ついに結ばれる恋】

そんな双葉を見かねた小湊は洸に対して「自分の幸せすら考えられないような人が他人の幸せを考えられるはずがない」と言い聞かせます。
そんなとき、思い悩む小湊に修子はアドバイスをします。それによって小湊は修学旅行の行き先を変更します。では具体的にどう変更したのか。修学旅行の行き先に洸と成海の4年間の思い出の地である長崎を加えたのです。バスも洸と双葉をあえて隣の席にしたりと2人を近づけようとします。

ところが、洸と双葉が一緒にいる、それを見てよく思わない人物がいます。そう、菊池冬馬です。
そして菊池は双葉に強引にキスをし、「俺なら絶対に離したりはしない。」と言いました。
そして迎えた自由行動の日、悠里が菊池に対して「双葉を貸してほしい」とお願いをします。それによって双葉と洸は「長崎の4年間の思い出を振り返る旅」に出ることができたのです。

洸は受験勉強をしていた時に母の声がかすれていたことを思い出します。母が肺がんだったということに気がつけなかった洸。彼が放った「どこで間違えたんだろう。」という言葉に対して双葉は「1度間違えたらおしまいなのかな。正解ばかりの人なんていない。」という言葉を返します。
母との思い出をなぞっていった洸は最後に教会にたどり着きます。母がよく行った場所です。そこで母が「病気の回復」ではなく「洸のこと」を祈っていたことを知り涙を流します。

その夜、双葉は菊池のことを振りました。その後成海に呼び出された双葉は2人で洸のいた中学校へ行きます。そこで美術室の机を見せられるのです。なんとそこには「三角公園7時」、「ヨシオカフタバ」と書かれていました。洸本人が掘ったものです。そこで成海は「洸ちゃんの時計を動かしてあげて。」と双葉に伝えるのです。
アオハルは間違える、でも、回り道こそがアオハル。双葉は洸のもとへと走りました。

メールを見た小湊、修子、悠里は朝陽を見ました。そして双葉と洸は朝陽が見える高台でキスをしました。

 

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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