小説「こうばしい日々」のあらすじや感想をがっつりご紹介!【江國 香織】

この記事で分かること
・こうばしい日々の簡単なあらすじを知れる
・こうばしい日々を読了した人のリアルな感想を知れる

 

たかりょー
こんにちは、年間100冊以上の小説を読むたかりょーです

先日、僕はこのようなツイートをしました。


今回は、こうばしい日々を読了した僕が簡単なあらすじや感想をまとめていきますね。
 

こうばしい日々の基本情報

作品名:こうばしい日々
著者:江國 香織
ページ数:177ページ
出版社:河出書房新社
スタイル:文庫(単行本あり)
ジャンル:恋愛文学
定価:文庫→¥473

こうばしい日々は初版発行が1990年で、1991年には、第7回坪田譲治文学賞を受賞しました。

江國 香織さんの作品の中でも、かなり人気が高い作品となっています。

なお、表題作のほかに、「綿菓子」という中編小説も収録されていますよ。

こうばしい日々のあらすじ

舞台はアメリカ中西部の町、ウィルミントン。

この秋で11歳をむかえる大介は、気難しい大学生の姉、無口で仕事に没頭する父親、家族を大切にする母親の家族4人で暮らしている。

父親の転勤で、幼い頃からアメリカで育った大介は、絶賛ガールフレンドのジルに夢中。

親友のウィル、食堂で働くおばあちゃんパーネル、姉のボーイフレンドデイビッド、、、

数多くの人々との交流を通じて、大介は少しずつ成長していく。

青春の甘くて切ない初恋や姉との喧嘩など、秋から冬の初めまでの大介の日常を丁寧に綴った作品。

こうばしい日々の個人的感想

たかりょー
それでは、こうばしい日々の個人的感想を以下にてご紹介していきましょう!

1.子供から青年へ【僕の成長期】

2.昔の甘酸っぱい、青春時代のことを思い出す

それぞれ詳しく説明していきますね。

子供から青年へ【僕の成長期】

こうばしい日々では数多くの魅力的な人物が登場します。

◾️お姉ちゃん=口うるさくて僕といつも喧嘩ばかりしている。学校では人気がある

◾️ママ=家庭的な母親

◾️パパ=仕事人間で無口

◾️ジル=僕の彼女

◾️ウィル=大学生の友達、本好きで日本びいき。友達が少ない

◾️デイビッド=お姉ちゃんの彼氏

◾️島田さん=パパの同僚で独身、よく僕の家に遊びにくる

◾️パーネルさん=食堂で働いているおばあさん

◾️クーパーさん=食堂で働いているおじいさん

◾️ミセス・クレイトン=バスのドアの前で、毎日生徒に声を掛ける先生

◾️ミズ・カークライド=担任の教師。算数の担当

彼らは大なり小なり僕とふれあい、主人公の成長に欠かせない人物たちばかりです。

個人的にはお姉ちゃん、パーネルさん、島田さん、ジル、ウィルの5人は、僕が大人へと成長するのに多大な影響を及ぼしていると思っています。

なので、これからこうばしい日々を読まれる方は、ただ物語を追うだけでなく、「それらの登場人物が僕とどう関係して、大人になっていくのか」と言った部分まで読み込んでみてください。

昔の甘酸っぱい、青春時代のことを思い出す

こうばしい日々を読んでいると、昔の学生時代のことを思い出して、なんとなく懐かしい思いに浸ることができました。
とくに“ダイ=僕”が“ジル=彼女”と付き合ってるんだけど、心はまだ中学生だから、周囲の友達に知られるのは恥ずかしい。
だから彼女との関係を隠したくなる、そんな気持ち。
でも周りの友人も子供だから「付き合ってるんだー」と馬鹿のように茶化してくる。
これって日本の中学ではあるあるのような気がします。(かくいう僕もそうでした、、、)
舞台はあくまでアメリカ中西部の物語なんだけど、やってることは日本の学校と同じですよね。
こうばしい日々は上のような青春時代に「こんなことあったねー」とか「こんなことすればよかったー」など昔をついつい振り返りたくなる場面がたくさんあります

ほかの読者さんたちの感想もご紹介!

たかりょー
僕以外の読者さんの感想もツイッターで調査したので、以下にご紹介しましょう!

・懐かしさを覚える物語

・初心者にも読みやすい小説

・日常を切り取った作品

3点を詳しくみていきましょう。

懐かしさを覚える物語

たかりょー
僕もおとといのうさぎさんと同じく、小説を読んでて、遠い昔の中学生とか高校生くらいのことを思い出しました。主人公はアメリカンスクールに通っているので、土地柄も文化も違いますが、どこかに共通する部分があって、そこに懐かしさを感じたんだと思います。

初心者にも読みやすい小説

たかりょー
こうばしい日々は、これまで読書をあまりしてこなかった人にもおすすめできるくらい、すっごく読みやすい小説です!物語も僕たちの身近な内容ですし、難しい表現はほぼほぼ出てきません。「ちょっと小説読んでみたいな〜」って方は気軽に手にとってみてください。

日常を切り取った作品

たかりょー
Mさんのおっしゃる通り、江口さんは日常の何気ない生活の、ある時期を切り取り、登場人物たちの人間模様や、それに伴う心情の変化を描き出す天才だと思います。決してSFとかミステリーとか”物語的に面白くなるジャンル“を書いていないのに、これだけ人気のある作家さんであるのは、『僕たちの深層に通じる共通意識』をうまく作品に表現されているからなのかもしれません。
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