・イニシエーションラブの簡単なあらすじを知れる
・イニシエーションラブを読了した人のリアルな感想を知れる
先日、僕はこのようなツイートをしました。
#乾くるみ さんの #イニシエーションラブ 読了しました
最後から2行目にどんでん返しが待っています
その箇所を読む前と後では、ストーリー全体の見え方が大きく変わります😌
すごい仕掛けですこういう面白い手法があるから映画とか小説とかは面白いんですよね😊#読了 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/u36Azu5IZZ
— たかりょー|読書大好き・映画大好き (@RyoooooTaka) March 5, 2020
イニシエーションラブを読了したので、あらすじと感想をまとめていきますね。
イニシエーションラブのあらすじ
主人公僕は、たまたまピンチヒッターで呼ばれた合コンでマユに出会う。
それから何度か2人で遊ぶようになり、少しずつ仲を育んでいき、ついに付き合うことに。
女性経験がない僕は、マユにリードされつつ、恋人らしい関係を気づきあげていく。
全編、甘くほろ苦い恋愛青春小説で描かれていますが、最後から二行目で物語は全く違う展開になる、、、
イニシエーションラブの個人的感想・読みどころ
どんどんページをめくりたくなる面白さ
イニシエーションラブは長さ的には結構あるんですが、面白すぎて、あっという間に読み終えれちゃいます。
とくに、side-Aでは鈴木がマユに心を惹かれ、恋愛関係に繋がっていく顛末が詳細に書かれているんですが、すごく読みどころになっています。
80年代が感じられる小説
イニシエーションラブは80年代後半が舞台になっています。
なので、小説内に出てくる言葉が結構時代を感じさます。
例えば、ドラマなら男女7人夏物語・男女7人秋物語が出てきますし、まだJRに私鉄化されていない国電が出てきたりと。
80年代を過ごした人は懐かしいと思うところですし、その時代を生きていなかった人からしたら、その当時の若い人たちがどうやって恋をしていたのか?といった部分も知れるのが面白いです。
その他の読者さんの感想
最後の2行で大きく話が変わる
イニシエーション・ラブ(文春文庫)
ただの恋愛小説かと思いきや、最後の2行で物語が大きく変わります。2行で物語が180度変わる。その感覚を一度お試し下さい。— 読書のbot (@boookloveno1) March 7, 2020
イニシエーションラブは、この最後の2行で物語の見え方が変わるっていう部分でかなり有名ですよね。
僕自身もそれに興味があって読み始めたんですけど、案の定、すごかったです。
本当にそれまで僕が頭の中で描いていた内容とぐっと変化が起きたので、正直ビビりました。
ぜひみなさんもその点を体感して欲しいですね。
恋愛小説だけじゃなくてミステリー小説としても読める
私ミステリー好きで、イニシエーションラブを結構前に小説で読んでたんですが
今さら映画版初めて見たけどすごかったーwこう持ってきたかぁww違和感なかった😆✨切なくなりました😂✨
— もめ@お絵かき×ブログ (@momesab) March 2, 2020
なんの予備知識もないまま小説全部を読めば、出会い→恋に落ち→付き合い→倦怠期が訪れ→別れるといった筋の普通の恋愛小説に思えます。
ところが、先ほどご紹介した最後の2行を読み終えた後は、ただの恋愛小説ではなく、『ミステリー小説』としての一面が出てきます。
正直、一文だけでこんなに物語の様相を変化させてしまうなんで、言葉のパワーってすごいな〜って思いました。
くりーむしちゅうの有田哲平も絶賛
#オススメの小説
『イニシエーション・ラブ』
乾くるみさんの恋愛推理小説合コンで出会ったマユに心を惹かれた僕は、彼女に「たっくん」と呼ばれ交際を始める
テレビ番組「しゃべくり007」で、くりぃむしちゅーの有田哲平が絶賛したことで有名な作品
初読の衝撃と二度目の再読が面白すぎる! pic.twitter.com/Z6KpHCrkyE— アネモネ (@anemone88888) June 25, 2018
芸能界きっての切れ者芸人である有田哲平さん。
本作は有田哲平さんが、しゃべくり007という番組内でおすすめした作品でもあります。
人気芸人の心を捉えるような魅力的な小説なんですね。
まとめ
今回はイニシエーションラブの感想や読みどころをお伝えしてきました。
出版からおおよそ30年以上は経過しているんですが、いまだ本作の熱狂的なファンはたくさんいて、芸能人にも大好きな本とかおすすめ一冊とかで紹介されることもあるほどです。
僕も読み終えて大好きになった作品ですので、ぜひみなさんにおすすめしたいです。