紙の本か電子書籍どっち?【読書家の使いこなし方を披露】

  • 紙の本と電子書籍、どちらの方がいいの?
  • 記憶の定着率が下がるって聞いたけどほんと?

こんにちはたかりょーです。

最近Kindle等の電子書籍がめちゃくちゃ普及して、紙の本以外でも読書を楽しむ機会が増えてきています。

僕は10年以上大量の読書をしてきたのですが、断然、紙の本派でした。

しかし最近は電子書籍もうまく使いこなし読書をしています。

その影響か忙しくても、年間100冊の読書量を確保しつつ、読書の質も高い状態にキープできていると思います。

今回はそんな僕が実際にやっている、「紙の本と電子書籍」の使いこなし術をお伝えします。

目次

最初に結論!僕はこのように使いこなしています

僕は下記のように使いこなして、読書を楽しんでいます。

・「スローリーディングをしたい&深い知識を得たい」→紙の本

・「拾い読みしたい&特定の情報を得たい」→電子書籍

深く読み、じっくりしたいなら、紙の本!

この代表的なものが小説ですね。

小説に関しては、じっくりと時間をかけて読み込んで、血肉化したい主義なので、

紙の本は「記憶」という部分であきらかに記憶に残りやすいからです。

その点を詳しく説明していきます。

  • 紙の本で読むべき
  • 小説全般
  • 学術書
  • 名著

>スローリーティングとは?

なぜ紙の本が記憶に残りやすいか?【紙の本メリット厳選3選!】

紙の本が記憶に残る・頭に残る理由は下記の通りです。

  • 身体的な記憶(五感)と結びつくから
  • 空間的・物理的に記憶できるから
  • テキストを集中的に読めるから

身体的な記憶(五感)と結びつくから

視覚、触覚、嗅覚、聴覚といった五感を刺激するため、読書は身体的な記憶として、無意識のうちに記憶されます。

例えば、小説は最初から最後まで丁寧に読むものですから、1Pずつ紙をめくっていきます。

また気になったところには、文字を書き込むなどの動作がありますよね。

また本は重み、装丁や紙質の触覚、匂いといった嗅覚もあります。

このように紙の本はきわめて身体的な体験なのであり、五感は相互に保管をし合うことで、記憶に残るのを強めていきます。

空間的・物理的に記憶できるから

紙の本は視覚、触覚、嗅覚、聴覚などの五感を刺激します。

それによって読書=身体的な体験として、無意識のうちに記憶されます。

例えば、小説は最初から最後まで丁寧に読むものですから、1Pずつ紙をめくっていきますよね。

その間、好きな文章を再度読み返すために、特定の箇所を行ったり来たりします。

また気になったところには、メモがわりに文字を書き込むなどの動作もしています。

本は重み、装丁や紙質の触覚、匂いといった嗅覚にもつながります。

このように紙の本はきわめて身体的に体験できるものです。

五感は相互に補完しあって、物語内容含めて、本に関する記憶を強めていくことができます。

テキストを集中的に読めるから

ちょっと哲学的ですが、紙の本は空間的・物理的な風景をもっています。

例えばある内容を思い出すときに、「何ページあたりにあったかな?」というふうに、なんとなく場所感覚的に思い出します。(序盤・中盤・後半など)

そこに感情的なグレードが重なったときには、中盤を開くときには変にドキドキすることだってあります。

夏目漱石の「こころ」だと、序盤より後半のほうが、本を開くたびにワクワクして胸が熱くなります。

また先ほども言いましたが「ページの読み返し」という行為も紙の本はあるわけで、ページを行ったり来たりという行為はそのまま記憶に残ります。

このように紙の本には厚みがあるので、空間的・物理的な配置があって、ページ間を移動できて「今自分が、本のどのあたりを読んでいるか」という意識が強く働きます。

つまり風景をもつ紙の本は、ページをめくるたびに、自らの足跡を残すような行為とも言えて、それらは記憶として、リアルにはっきりと感じることができるのです。

テキストを集中的に読めるから

紙の本は、文章を集中して読むのに最適です。

なぜなら、紙の本は「文字」しかないわけなので、文章に全身全霊で読書に集中できます。

また紙ですから長時間読んでも目は疲れません。

その反面、電子書籍はブルーライトによるまぶしさやチラツキで、読書時の疲労感は大きいです。

またLINEなどアプリと連動していると、通知がくると、そちらに意識が向くので注意力は散漫になります。(たとえ一瞬であっても・・・)

その結果、一度切れた集中を取り戻すのに時間がかかったり、斜め読みや読み飛ばしにつながりるリスクだってあります。

つまり紙の本は「記憶」・「想像性」という点で軍配!

これまでみてきたように、紙の本は記憶に残りやすい数々の

その点をキーワードでまとめるなら、「想像性」や「記憶」。

「想像性」の理由としては・・・

五感を使うので、イマジネーション豊かになり、より本を体験することができ、想像力豊かに読書を楽しめます。

「記憶」の理由としては・・・

また記憶に結びつくので、例えば小説を読んでいるときに、「どの場所で」「どんなことを考えて」など過去を振り返ったときに、一つの体験としてまとまって思い出すことができます。

反対に検索性や効率性を求めるなら、電子書籍

この代表的なものがビジネス書ですね。

僕はビジネス書を読むときは、まずいつも目次を見て、大体読みたいところの検討をつけ、興味のある内容を見つけたら、そこだけを読むようにしています。

要は拾い読みです。

電子書籍は「拾い読み」を前提とするなら、検索性が高いですから、めちゃくちゃ効率よく読むことができます。

詳しく解説していきます。

ハイライト機能で、読み返し&復習する

僕は本屋の棚に置かれている新刊ビジネス書の全体の8割が不要な情報だと思っています。

逆にいえば、2割だけの情報が欲しくてビジネス書を読んでいるわけです。

その時に効果的なのが、電子書籍にそなわっているハイライト機能です。

 

電子書籍(Kindle)にそなわっているハイライト機能は最強です。

自分が気になったところをピンポイントでマーキング(ハイライト)できるからです。

例えばビジネス書を読む場合なら、一通り目を通しながら、自分が気になった・ひっかかた情報だけをアンダーラインしておきます。

そして全部読み終わった後に**アンダーラインを引いた文書をまとめて一覧で見返せる**ので、再読が劇効率度があがります。

紙の本の場合、アンダーラインした箇所を読み返すとき、「どこにあったけな?」と探す手間が発生しがちです。

つまり電子書籍(Kindle)はその手間がなくなるので効率的です。

さらにアンダーラインを引いた部分にコメントを書き込みもできますし、LINEやSNSで共有もできるので便利です。

メモ機能もある

ビジネス書の場合、メモを残すケースがあると思います。

その時メモの機能を使えば、ハイライトしたところに、さらにテキストでコメントを残しておくことができます。

メモを残した箇所は後で確認できるので、メモを読み返したいときにも便利です。

検索機能がある

電子書籍は検索機能が備わっているので、特定のキーワードを探して読むことができます。

ビジネス書の場合、ある程度、目的をもって読んでいます。

例えばタスク術を学びたいな「効率」など

このようにキーワードを検索して、その部分だけ重点的に読むこともできます。(そこをアンダーライン化していく)

このようにすることで、無駄に時間をかけずに欲しい情報だけ手にできるのです。

大量に読むこともできるのでコスパもいい

実際ビジネス書を、紙の本で買っていたら、めちゃくちゃお金がかかります。

新刊は次から次へと出ますし、割とトレンド的な本はつねにキャッチするとなると・・・

僕が使っているAmazon kindleなら、6,000冊以上ものビジネス書を読み放題で読めます。

実際、みんなはどのように使いこなしているの?Twitterで調べてみた

今まではあくまで僕の意見で話していましたが、そのほかの意見を客観的に見るために、Twitterで調べてみました。

結構、それぞれ紙の本と電子書籍で使いこなしているようですね。

 

ビジネス書を、月に2冊以上読む人はKindle Unlimitedおすすめ

僕はKindle Unlimitedしるまでは、毎月ビジネス書を最低2冊買ってました。

だいたい2000円くらいしていたので、めちゃくちゃコスパの悪いことをしていたなあと。

なので、ビジネス書あるいは本を月に2冊以上読む人方にはぜひKindle Unlimitedをおすすめしたいです。

>電子書籍のメリット・デメリット

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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