小説『カフーを待ちわびて』のあらすじ・感想をご紹介!

この記事で分かること
・小説『カフーを待ちわびて』の簡単なあらすじを知れる
・小説『カフーを待ちわびて』のリアルな感想を知れる

先日、僕は以下のようなツイートをしました。

今回はカフーを待ちわびてを読み終えた僕が、感想をご紹介していきますね。

カフーを待ちわびては一言で表すなら「暖かくて力強い恋愛小説」 です。

・気持ちが落ち込んでいれば元気がもらえる

・人生に迷っていたら、大切ななにかが学べる

こんな魅力ある小説ですので、時間のある方はぜひ一読をおすすめします。

カフーを待ちわびての基本情報

作品名:カフーを待ちわびて
著者:原田ハマ
ページ数:283ページ
発売日: 2006年3月20日
出版社:宝島社
スタイル:文庫(単行本あり)
ジャンル:恋愛文学
定価:文庫→¥574

本作は第1回日本ラブストーリー大賞を受賞しています。
ちなみに作者の原田ハマさんは小説家としてデビューする前までは、大手都市開発企業美術館開設室やニューヨーク近代美術館で働かれていたそうです。

カフーを待ちわびての登場人物

 

✔︎友寄 明青(ともよせ あきお)
→本書の主人公。35歳。祖母の死によって家業である雑貨商として働くことに。父親を海難事故ではやくに失くしおり、母親は彼が子供の頃に家を出たまま帰らない。生まれた時から右手が不自由。内気な性格だが、心はまっすぐで幸を心の底から愛している。島のリゾート開発には最後まで反対する。

✔︎幸(さち)
→23歳。長く黒い髪で小ぶりな顔。あたかも太陽の光を一度も浴びてないかのように色白の美しい女性。でも性格はおっちょこちょいで、男らしい面もある。過去に辛い体験をした過去がある。

✔︎新垣 渡(あらがき わたる)
→明青の幼なじみ。明青とは仲が良く、互いの家を行き来して、お酒を飲み交わすこともある。反対派に属すも個人的な金銭的な問題で、賛成派に回る

✔︎照屋 俊一(てるや しゅんいち)
→リゾート会社「ハイリゾート・コーポレーション」で働くやり手。顔はイケメン。小さい頃は、映画監督になるのが夢で、故郷を飛び出し、東京の大手広告代理店の映像部に就職した。その後、大手広告代理店辣腕ぶりを買われて現在の会社に引き抜かれる。北陸での開発を成功させ、ハワイやグアムの開発も手がける。故郷与那喜島のリゾート開発する計画を村人に持ちかけ、躍起になって反対派を説得している。

✔︎裏のおばあ
→明青の裏に住んでいる85歳。島の人からは神人と呼ばれている。神の声を聞けるとのことで、困った人が訪ねてきては、助言を与えて、多くの島人を助けてきている
あきおと同じくリゾート開発には最後まで反対をしていた。

カフーを待ちわびてはこんな人におすすめ

✔︎ちょっとファンタジー要素のある恋愛小説を読みたい

✔︎小説を読んでときめきたい人

✔︎沖縄の自然を読書を通じて体感したい人

✔︎楽しくスラスラと読める小説を探している人

たかりょー
カフーを待ちわびては中高生〜大人まで幅広く読める小説です。決して難解さも全くないので、普段あまり小説を読まない人でも最後まで楽しめると思いますよ。

カフーを待ちわびてのあらすじ

舞台は沖縄の離島、与那喜島
祖母の雑貨商を引き継ぎ、のんびりと退屈で淡々とした日々を過ごす明青。
そんな彼の生活が「嫁に来ないか」と書き込んだ絵馬によって劇的に変わる。

島のリゾート化をめぐる住民たちの対立が沸騰

ある日、運命的な出会いが彼を待っていた
嫁になりたいという女性 幸(さち)が現れる

カフーを待ちわびての感想【3つにまとめたよ】

感想01.温かくも力強い恋愛小説

カフーを待ちわびてを読むと、すごく心がぽかぽかしてきます。
その理由は、主人公たちがまっすぐに世界をみて、不幸にもめげず力強く様子が詳細に描かれているからでしょう。

小説を読んだ後には、

・まっすぐ、人を信じること
・誰かを愛することの大切さ
・過去は変えられないけど未来は変えられる

と色々な学びを得られますよ。

感想02.恋愛小説+ファンタジー要素もあって、楽しめる

王道の恋愛小説っていうか、どこかファンダジーめいています。
例えば、人生で不幸ばかりが続く明青の元に、まるで風の便りのように、”幸”(さち)突然が現れる。

この小説の設定自体、おとぎ話・寓話的な要素が感じられますよね。

でもそんなファンタジー要素も、舞台となる沖縄の歴史性・異文化性が、物語に彩りや奥行きを与えているので、どこかリアルに成立しているんですよね。

感想03.幸せは自分で掴まないといけないことが学べる

本作の主人公明青の性格は、一言で言えば、臆病。

手に障害があって、容姿もそこまでカッコよくない僕なんかが幸のような美しい人を愛しても捨てられるだけだ、、、

恋愛経験も全然なくて、幸の名前もまともに呼べない、、、

とまあ引っ込み思案的な性格の持ち主です。

でもある時、自分の犯した大きな過ちで、大切な人=幸を手放してしまいます。

「もし幸を手放したままだったら、自分は幸福になれない」

そう確信した明青は、『幸せを掴むため』ボストンバックを抱えてフェリーに乗り込み、島を飛び出します。

&幸せは、いくら待ってても、やってこない。自分から出かけて行かなくちゃ、みつけられないんだって。

というおばあの言葉が作品内にあるんですが、まさしく小説ではその考え方が貫かれている気がします。

その他の読者さんの感想もご紹介すりょ!

胸がキュンとする恋愛

たかりょー
明青のぶきちょだけど幸を心から愛している姿にと胸がキュンキュンする事間違いないと思います。小説の所々出てくる「ちょっとクサイ?」って思うような言葉も読みどころの一つですね。

力強い構成・表現力豊かな文章に魅せられる

たかりょー
カフーを待ちわびてって、原田マハさんの処女作なんですよね。だけど、風景描写といい、人間関係の描き方といい、構成力といい、もうすでに一人前のプロレベルだな〜って、終始、仰天しながら小説を読んでました。一度、物語に入り込めたら、どんどん読めて、ページをめくっちゃいますよ。

沖縄の情景が浮かんでくるかのよう

たかりょー
照りつける太陽、打ち寄せてはひく波音。潮を含んだ海の匂い。小説を読んでいたら、沖縄の美しい情景が自然と頭の中に浮かんできます。

最後はちょっと切ない終わり方

たかりょー
ラストは結構切ない感じで終わっちゃうんですよね。悲しいですが、、、でも僕は小説は閉じたら終わりではなくって、この世界のどこかに登場人物たちは生きてるだろう!と思ってるタイプです。なので、ぜひ明青と幸は「幸福」を掴んで欲しいです。
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