「ととのう」サウナの正しい入り方!【初心者向けに伝授】

・「ととのう」ためにサウナの正しい入り方について知りたい。

・効果的なサウナの入り方はあるの?

・毎度入るサウナの精度を高めたい。

今回はこのような方に向けた記事をご用意しています。

目次

第一目標は「ととのう」ことにあり

サウナをただ汗をかきに行く施設だと思っている人。

そんな方は今回のサウナの入り方は参考にならないかもしれないです。

僕が今回お伝えするサウナの入り方は、熱さの向こう側にある、素晴らしき世界=ととのうに到達するための実践方法です。

僕たちサウナーは「ととのう」世界に到達するためにサウナに通っているのであります。

そしてととのう状態へ正常に到達するためには、正しい入り方が不可欠です。

そもそも「ととのう」とは?

「ととのう」とはランニングでいうところの、ランナーズハイのような状態です。

どんな状態かというと、快感にまとわりつかれている状態、世界が快感にぐらついてる状態、という表現がピッタリときます。

「ととのう」と心と体が満たされた状態になり、不安感が軽減されて、多幸感に包まれます。(日常生活では到達し得ない、トランス状態)

 

ととのうのは正体は、脳内で分泌されるのが「オキシトシン」「セロトニン」「β-エンドルフィン」の3つの物質にあります。

「β-エンドルフィン」→モルヒネと同じ作用をする。気分の高揚や鎮痛効果

「セロトニン」→精神の安定、うつ症状の改善・精神安定に効果

「オキシトシン」→幸せホルモンとも呼ばれて、ストレス緩和や免疫力アップに効果

つまり3つの脳内ホルモンをいかにして効率的に出すのかが、サウナでととのうには重要なのです。

「ととのう」には「交代浴」と「外気浴」が不可欠

上記の3つの脳内ホルモンには、サウナと水風呂の温冷交代浴によって分泌されます。

さてととのうには下記の2つが欠かせません。

・温冷交代浴→身体を温めて血管を拡張。そして身体を一気に水風呂で冷やして血管を収縮

・外気浴→身体を落ち着かせる

温冷交代浴はいわば身体にストレスをかけ続けます。

なので外気浴を加えることで一定の状態を取り戻そうとする恒常性の維持機能が働きます。

温冷交代浴

サウナ浴と冷水浴→の温度変化によって、いわばいわば強制的に自律神経系(交感神経と副交感神経)を動かすかします。

ストレスを感じる人は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできないので、サウナによって切り替えをしてあげることで、体の不調を取り除くことができるのです。

外気浴

水風呂を出ると、拡張→収縮に切り替わります。

外気浴で収縮の状態から正常へもっていくことで、副交感神経が優位になり、まるで宙に浮いてるかのようなトランス状態になります。

水風呂で収縮した血管に血液が一気に流れ、心臓がドクドクするのを感じていると、ふわふわと宙に浮かんでいるような感覚がおとずれ、サウナトランス状態になれます。

サウナの正しい入り方をレクチャー

サウナの正しい入り方は、温浴→水風呂→外気浴を繰り返すこと。

上記を1回とカウントするなら、このルーティンを3セット続けるのがベストです。

ただ体調によっては増減させてもいいので、絶対3回である必要はありません。

まずは身体を洗おう

サウナに入室する前に、石鹸やシャンプーで身体を洗うのはサウナに入る前のエチケットです。(温泉に入る時と同じです)

そもそも髪の毛から不潔な汚れが出たりするのは不快の原因になりますよね。

また表面の汚れを落とすこどで、発汗作用も高まりますよ。

お風呂で身体を温めよう

身体を洗ってからすぐにサウナに入る人がいますが、僕はおすすめしません。

温泉が併設されている場所であれば、サウナ室に入る前に、かならず湯船に使っておくといいです。

なぜならサウナ室はかなり熱いので、急激な温度上昇に伴って身体には非常に負担を与えてしまうので、身体を事前に温め血行をよくしておけば、体の負担を減らせるからですね。

呼吸が苦しくなるケースがあるので、無理をせず「辛い!」と思ったらすぐに出ましょう。

水分補給

サウナは考えられないくらい汗をかくことになります。

なので脱水症状にならないために最初に水分補給をしておくといいです。

早速サウナ室にいく

サウナ室に入る目安時間はおおよそ6~12分と一般的には言われています。

温度は「90度」

サウナ室で重要なのは、体の芯までじっくりと温めて深部体温をあげること。

なのでゆっくり時間はかけて、じわりと汗をかいいくといいです。

何度もととのう経験をしている僕からすると、入浴時間は『10分』がベストです。

サウナ室には座る位置もあって、上段に行けば行くほど熱気がもろに届くようになるので、熱いですし、体感温度も上がりやすいです。

■POINT

  • サウナ室に入る前には、かならず体表面の水滴をふくようにしましょう。濡れたまま入ってしまうと、水滴が高温状態になり、体表温度もすぐに上昇してあつくなり、身体の芯から温めることができません。
  • 90度ともなると髪の毛が痛みます。サウナハットを買うといいですよ。

サウナに出たら水風呂へ直行

サウナ室で暑くなった身体を、水風呂で一気に冷やします。

時間の目安は30秒〜2分。

水風呂が苦手な人は、すごいきついと思うので30秒でいいと思います。

身体を温めて皮膚の血管は拡張しているので、収縮させます。

中には飛び込む人がいますが危険ですからやめておいた方がいいです。

おすすめなのは、何度か冷水の掛け湯をすること。

メリットとしては、下記の2点です。

・急激に温度を低くすることはない

・汗を流すことができる。

■POINT

  • 水風呂が苦手な人は、飛び込むのはくれぐれもやめてください。心臓に負担をかけるので。足先からつけてゆっくり入ってもいいです。

外気浴に

水風呂から出たら、整いで一番重要とも言われている、外気浴です。

「ととのいの椅子」

休憩時間としては約10分間。

リクライニングチェアに座って、頭を上に向けて目をつむるといいです。

心臓の鼓動がどくどく聞こえますから、血流が身体中を駆ける感覚に浸ってください。

また横隔膜を開いて、ゆっくりと鼻呼吸をすると脳に酸素が行き渡っていく感覚も味わうことができます。

極上のととのい体験を。

POINT

・「水風呂→外気浴」の移動はできるだけ速やかにする。

・外気浴をする時には、簡単に体の水気を拭いた方がいいです。特に露天風呂のイスやリクライニングに座るとモロに外気を浴びることになるので体が冷めやすくなります。

ととのうで一番重要なのは外気浴

ととのいを目指すなら外気浴は非常に重要です。

なぜなら交感神経を刺激して体にストレスを与えて興奮状態にした後、外気浴という休憩を挟むことで、副交感神経を優位にできるからです。

(とサウナ室、水風呂で交感神経をフル稼働させていたのを、一気に副交感神経を優位にさせます。

そしてこのプロセスこそが、深いリラックス効果を生むことにつながるからです。

逆にサウナ浴と水浴だけを続けていると、交感神経を刺激し続けて、身体にストレスを与えているだけになります。

外気浴をすることで、体の負担を減らすことができます。

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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