「初恋」ツルゲーネフのネタバレ・あらすじをご紹介!

 

先日、僕は以下のようなツイートをしました。

ツルゲーネフ『初恋』を読みましたので、書評してていきますね。

先に感想からお伝えすると、

ロシア文学だと、なんか長くて難しいイメージがあるかもしれませんが、この作品はすっごく読みやすいです。

というのも、恋愛っていう、時代を超えた普遍的な題材を扱っているからです。(神が云々かんぬん出てきません)

そして、「えっ!?こんな展開になるの?」っていう驚きのある

というわけで、今回はツルゲーネフ『初恋』のネタバレ・あらすじの解説をしていきます。

目次

【3分であらすじ】小説「初恋」のネタバレ

16歳の少年ウラジミールは、年上の公爵令嬢ジナイーダに一目で魅せられる

初めての行為にとまどいながら、熱い恋心が燃え上がる

しかしある日、彼女が他の誰かに恋をしていることに気がつく。

あのジナイーダがいったい誰に?

小説「初恋」のネタバレ

はじめての恋→幻滅という流れになっています。

そして先に結論からいうと、主人公の初恋を打ち砕く相手は、彼の父親です。

展開的に衝撃的ではないですか?

ウラジミールが愛するジナイーダ

ウラジミールは、大学受験のために、モスクワの近く、ネスクーシヌイ公園のむかいに別荘を借りていました。

ウラジミールの父はかなりの美男子。

かたや彼の母親は、夫の10歳も年上で、いつ他の女に手を出さないかとやきもきしながら暮らしています。

別荘暮らしは快適なもので、近くの公園を歩き回ったり、馬を走らせて遠出をしたりと自由気ままに過ごしています。

そんなある日、別荘の離れにザセーキナ公爵夫人とその娘ジナイーダが越してきました。

たかりょー
このジナイーダこそ、ウラジミールの初恋の女性です。
ジナイーダを初めて見たのは、庭。
青年4人を自分の周りに囲ませ、小さな灰色の花束で、男たちの額を一人一人順番に叩いています。
これまで見たことのない光景を目の当たりにしてウラジミールは心底驚きます。
彼らとどうにか交流を持ちたい
ウラジミールはそう願うようになります。
だが偶然が幸いしてウラジミールはジナイーダと知り合うことができます。
そして彼は徐々に深い恋に落ちていくことになります。

崇拝者たちが集まる会

ウラジミールは彼女の自宅に呼ばれるが、そこは彼女を崇拝する男たちがいました。

彼女はどれだけ言い寄られても、軽くあしらって、自分を「崇拝する」ように言います。

僕たちからしたら、「なんだこの女!」って感じですが、恋は盲目。
ウラジミールも他の男同様にジナイーダを崇拝するようになります。

小説「初恋」の感想

 

初恋の淡く切ない恋物語

ウラジミールはこれまで誰かを深く愛するという経験がありませんでした。

でも、高飛車でおてんばなジナイーダに心を射止められて、完全に恋に落ちます。

ウラジミールは言います

「俺は恋しているのだ、これがそれなのだ、これが恋なのだ」

しかし初恋とは無残なもの。

彼は愛はジナイーダにまで届かず(届いてはいたが受け入れず)、あくまで友人関係としてしか相手にされなかったわけです。

プラス、ジナイーダが恋をしていたのが、ウラジミールの実の父親だとは、かなり切ないですよね。

父親への敬愛

ウラジミールは恋していた相手、ジナイーダが「自分の父親を愛していた」という事実があるのに、なぜか父親へ反発することはありません。

これは、ウラジミールとが父親に対する『畏敬の念』から生まれる、特別な関係がうかがえられます。

ここに旧約聖書の神的な世界観があり、絶対的な服従を意味しているのは確かです。

まとめ

ツルゲーネフの代表作と言われているものですが、読みやすさでいえば、すっごく簡単で小説初心者でも読むことができます。

興味のある方はぜひ読んでくださいね。

 

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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