たかりょー– Author –
読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。
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ヘーゲルが考える「歴史」「世界史」の意味とは【マルクスはどう継承・転換した?】
普段、何気なく使っている「歴史」という言葉。しかし、「歴史とは何か?」と問われたとき、明確に答えるのは案外難しいですよね。 この記事では、この根源的な問いに対し、ドイツ観念論の巨匠ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルがどのように... -
大航海時代とは?世界を変えた3人の偉人・航海人とその影響とは?
【大航海時代とは?いつからいつまで?】 大航海時代とは、ヨーロッパ諸国(特にスペインとポルトガル)がアジア・アフリカ・アメリカなど未知の地へと進出し、世界の海を舞台に活発な探検と貿易が行われた時代を指します。 時代区分としては、おおよそ15... -
音楽は“数だった!?モノコード実験とピタゴラス音律の誕生秘話
【最初に結論!】古代ギリシャの哲学者ピタゴラスは、鍛冶屋の金属を打つ音が心地よく響き合うことに着目し、音の高さと数の関係を探り始めました。やがて彼は、モノコードという一本弦の楽器を使った実験から、弦の長さの比が整数であるときに音が調和す... -
MRIの基礎を気付いたポール・ラウターバー【小さな工夫が世界を変える】
今回紹介する偉人はポール・ラウターバー博士。彼の偉業はMRIという「体の中をのぞく」技術の基礎を作ったことです。 MRIは今や、がんの早期発見、脳の病気、内臓の検査などに欠かせない技術。それが可能になったのは「磁場をちょっとだけ傾けてみたら…?... -
【予習】滋賀県多賀町立博物館の見どころレビュー【アケボノゾウ・ナウマンゾウ】
静かな田園風景に佇む博物館。 多賀町立博物館は、滋賀県多賀町とその周辺の自然や文化をテーマにした総合博物館です。特に、約180万年前のアケボノゾウや約3万年前のナウマンゾウの化石、そして約2億8000万年前の古生代ペルム紀前期の海洋生物の化石など... -
WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ)【生命とは?を考えさせられた】
「生命」とはなんと神秘的であるのか。そして「生物」がこれほどまでに個性的で複雑であるのか? ポール・ナース「WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ)」を読んだ根幹にはこの考えがあります。 本を読んだ僕が、まとめながら考察しながら知識をアウト... -
『心は孤独な狩人』のあらすじ・感想をまとめた【理解されない孤独】
1930年代後半、南部アメリカの小さな町。 人種差別と貧困が根を張り、夢は萎れていく停滞し変化のない寂寥の街で、人々は各々の孤独を抱えて生きていた。 医師コープランド、ジェイク・ブラント、ミック・ケリー、ビフ・ブラノン。 他者に対して真の理解を... -
夢十夜の「第六夜」あらすじと徹底考察!創作とはどんな行為か。
「芸術とは何か」「作品をつくるとは何か」。 夢十夜の『第六夜』は「夢」という非現実的な装置を通じて、作家漱石自身が長年抱いてきたであろう、こうした問いの一つの回答として読むことができます。 【夢十夜の『第六夜』のあらすじ】 主人公は護国寺の... -
マクベスのあらすじ解説【名言・読み解きなど全方位から】
この記事は下記のような方におすすめです。 「マクベス」の読みどころを分かりやすく解説してほしい!「マクベス」のどこを読めばいいのか(読みどころ・POINT)「マクベス」を読んだ人の生の感想。 について、説明します。 「マクベス」は、シェイクスピ... -
夢十夜の「第七夜」あらすじと徹底考察!感想文にマジで使えるよ
もしあなたがある日、目を覚ましたら「行先不明の孤独な船」に搭乗したとしたらどうですか。 周りは知らない偉人ばかり。どこにいくのかも全くわからない。孤独に苛まれて、どうすることもできない。 そんな状況に合うことは人生でゼロかもしれません。で...