科学・生物– category –
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遺伝子の世界では「利己主義」こそが生き残るのに必要なこと
【リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』より、読み解く文章】 短命の遺伝子だと簡単に区別できる特性は何であろう? こうした普遍的な特性はいくつかあるかもし れないが、この本にとくに関係の深い特性がある。すなわち、遺伝子レベルでは、利他主... -
カエルは、動いているものしか見えない!?
【なぜカエルは、動いているものしか見えないのか?】 カエルは、動いているものを捉え、獲物を捕らえるのが得意ですが、動かないものにはほとんど気づきません。 その理由は、カエルの視覚が「動体」に特化しているからです。カエルの目は、動いている虫... -
音楽は“数だった!?モノコード実験とピタゴラス音律の誕生秘話
【最初に結論!】古代ギリシャの哲学者ピタゴラスは、鍛冶屋の金属を打つ音が心地よく響き合うことに着目し、音の高さと数の関係を探り始めました。やがて彼は、モノコードという一本弦の楽器を使った実験から、弦の長さの比が整数であるときに音が調和す... -
MRIの基礎を気付いたポール・ラウターバー【小さな工夫が世界を変える】
今回紹介する偉人はポール・ラウターバー博士。彼の偉業はMRIという「体の中をのぞく」技術の基礎を作ったことです。 MRIは今や、がんの早期発見、脳の病気、内臓の検査などに欠かせない技術。それが可能になったのは「磁場をちょっとだけ傾けてみたら…?... -
WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ)【生命とは?を考えさせられた】
「生命」とはなんと神秘的であるのか。そして「生物」がこれほどまでに個性的で複雑であるのか? ポール・ナース「WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ)」を読んだ根幹にはこの考えがあります。 本を読んだ僕が、まとめながら考察しながら知識をアウト...
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