映画『リベンジgirl』のあらすじ・ネタバレを紹介【←笑撃のラブコメディです。】

▼この記事はこんな内容が書かれています。
1.映画『リベンジgirl』の詳細なあらすじ・ネタバレ結末
2.映画『リベンジgirl』のキャスト紹介
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。

『リベンジgirl』は2014年に公開された恋愛映画です。

本作は一言で「ぶっ飛びラブコメディ」です。

ストーリーは、かなりぶっ飛んでいまして、失恋を経験したヒロインが女性初の内閣総理大臣を目指す!という内容。

ミスキャンパス1位の超絶美貌をもってるけど、性格はめちゃくちゃ悪く破天荒・・・といったヒロインを、主演の桐谷美玲さんが熱演されています。

本作をみれば、桐谷美玲さんのコメディエンヌぶりを十分に堪能できますよ。

それでは早速リベンジgirlのあらすじをみてていきましょう!

目次

映画『リベンジgirl』の簡単あらすじ

東大首席卒業、ミスコンクイーンという才色兼備の宝石美輝。イケメンで政治家の御曹司である斎藤裕雅と付き合うが、実は彼には他に女が沢山いてあっさり振られてしまう。

リベンジを誓った美輝は敏腕政治秘書の門脇俊也と共に政治家を目指しますが、やがて人から信頼されて本気で世の為人の為になる政治家になりたいと思い始めます。また、いつも一緒にいる俊也との恋はどうなるのか?

映画『リベンジgirl』のあらすじ詳細!

あらすじ・ネタバレ1 【宝石美輝の挫折】

東京大学経済学部の宝石(たからいし)美輝は美貌も兼ね備えた才色兼備の女性でした。本人もその事を十二分に自覚しており、ミスキャンパスを選ぶ大会でグランプリとなった時も受賞のスピーチで

「毎年、レベルの低い争いをしているのを見兼ねて参戦しました」

と発言して顰蹙を買いますが、本人は一向に意に介す様子がありません。

そして、その大会の会場で斎藤裕雅と出会います。裕雅はイケメンでハーバード大学卒、父親は国会議員で本人もいずれは父親の地盤を受け継ぐ予定の政界のサラブレッドでした。美輝は一目で恋に落ち、その場で付き合い始めます。

それから1年、学校を卒業した美輝は大手ブランド会社に務めながら

「こんなに幸せな時間を過ごせるなんて思わなかった」

と妹に言ってしまう程に裕雅との甘い時間を過ごしていました。

そして、二人が出会って丁度1年目の前日、美輝は裕雅から「明日、時間ある?」と急に呼び出されます。更に職場の先輩から、裕雅が明日までの納期で「HM」と彫られたダイヤのリングを注文したと聞かされます。

「出会って1年目の記念日、意味深な約束、ダイヤのリング・・・」

美輝の頭の中は、リングを差し出してプロポーズしてくれる裕雅の笑顔でいっぱいになりました。

 遂にこの日がやって来たと舞い上がった美輝は、会社の名刺を「斎藤」で発注したり、社長に仲人を頼んだりと準備万端に整え、待ち合わせ場所のミスキャンパス受賞記念のパーティー会場に向かいました。

美輝が会場に着くと

「裕雅、ここにいるんでしょ?何処?裕雅を出して!」

と息巻いている女 百瀬凜子がいました。

「私、裕雅のフィアンセ?ですけど、彼に何か用かしら?」

と美輝が聞くと、凛子は美輝を一瞥してから言いました。

「私、子供出来たの。裕雅に『父親になったから』って伝えて」

それを聞いた途端、美輝は笑い始めました。

「彼の注意を引きたいからって、そんな嘘をつくだなんて!」

「裕雅には女がいっぱいいるのよ。知らないの?」

「私を誰だと思ってるの?宝石美輝よ。私以外に女なんている訳ない」

「・・・もういいわ、自分で伝える」

全く信じようとしない美輝に呆れて、凛子は立ち去ってしまいました。

その時、裕雅から仕事がキツくて。美輝の笑顔で癒されたいな。写真送ってとメッセージが届きます。

さっそくスマホで自撮りしよう時、周りにいた女性が次々と自撮りを始めます。驚いた美輝に、近くに居た後輩 仲手川万里子が「センパーイ、写真撮ってくださ~い」とスマホを渡してきました。

その画面を見た美輝は驚愕します。そこには、同じように裕雅から送られてきた癒されたいな。写真送ってというメッセージが映し出されていたのです。

 パニックになった美輝は、人にぶつかってこぼれた飲み物で服がベタベタになるのも構わず会場から飛び出し、裕雅が祖父で国会議員の斎藤茂と共に来ていた講演会の会場に駆けつけました。

「私以外の女と付き合ってるなんてウソだよね。」

裕雅に問い詰めると

「嘘じゃない。自分の事を好きな女達が一堂に会するのを見てみたかったんだ」

と返答し、後は父親の秘書達がすかさずやって来て美輝を連れ出してしまいました。

たまたま一部始終を横で見ていたフリーの政治秘書 門脇俊也は、ボロボロの美輝に対し

「悔しかったら総理大臣にでもなるんだな。そうでもしなければ、政治家一家の御曹司はびくともしない」

と言い放ちます。それを聞いて、美輝は裕雅をもう一度振り返らせてぼろ雑巾の様に捨ててやると、更に闘志を燃やしたのでした。

あらすじ・ネタバレ2 【美輝、政治家を目指す】

数日後、若手議員を育成する「あすなろ政治塾」の入塾式が行われていました。

そこに、突然美輝が現れ、スタッフの制止を振り切って壇上に上がってしまいました。そこで「自分は政治家になる」と語り出しますが、会場にいた俊也に

「ルールを守れないヤツは政治家失格だ!」

と怒鳴られ、連れ出されてしまいます。

しかし、その光景を見ていて美輝に興味を持った者がいました。数々の政治家の選挙に携わってきた敏腕政治秘書 如月凪子でした。彼女は今までの政治家にはいなかったタイプの美輝を呼び止め、自分の事務所に連れてきました。

そこには俊也もいました。凪子は俊也に、美輝の政治秘書となるように言います。およそ政治家らしくない美輝の秘書になっても、どうせ彼女は当選できない、時間の無駄だと断ろうとします。しかし、凪子の

「どんな候補者でも勝たせる。それが一流の政治秘書よ」

という言葉で渋々に秘書として美輝につくと決めます。

「俺の言う事に従わなければ、すぐに下りるからな!」

「分かったわよ。選挙くらい何だっての!」

こうして、宝石美輝の政治家生活がスタートしました。

しかし、美輝はまだ当選の三本柱「地盤(組織票や支援団体)、看板(知名度)、鞄(政治資金)」のどれも持っていませんでした。

それらを手に入れる唯一の方法は大きな政党の公認候補になる事です。

与党である民自党の公認候補に応募し、書類審査と論文はクリアしたものの最大の関門は党幹部による面接です。票を集められる人材である事をアピールする為に俊也が出した課題は

2週間でインスタグラムのフォロワー数30万獲得」

美輝は自分のファッションセンスや美貌を最大限にアピールし、まめに更新をしますがフォロワー数はなかなか伸びません。

そんなある日、俊也と共に講演会周りをしていた美輝は、以前に裕雅から金を受け取っていた筈の女 百瀬凜子が雨の中で大きなお腹を抱えて道端でティッシュ配りをしているのを見掛ます。とりあえず休ませようと声を掛けますが

「生活のためにやってるの!東大卒の美人エリートには分からないわ。どうせ、私を憐れんでいるんでしょう」

と拒絶されます。そう言われた美輝は

「ええ、憐れんでるわ。妊婦のくせに、こんな雨の中でティッシュ配って。哀れで、愚かで、可哀そうだなって思ってる――私は嘘はつかない主義なの」

そう言って凛子が持っていたティッシュを奪い取り

「東大卒の美人エリートを舐めないで。30分で終わらせてやるわ!」

と自ら配り始めます。横で見て居た俊也も、その姿に心打たれて「二人でやれば15分」と手伝います。

その時から、俊也の中で美輝の印象が変わり始めました。

そして俊也は猛然とTV局周りを始めます。メディアを利用した宣伝が功を奏し、期限ギリギリでフォロワー数30万を突破する事が出来ました。

いよいよ明日は民自党が公認候補を決める面接です

「勝負の前はかつ丼だ。『とんかつとんき』に7時集合!」

そう言った俊也の顔に、美輝はドキッとしてしまいます。

その時、突然美輝の電話が鳴ります。相手は裕雅でした。

美輝は迷った末に「妹が体調を崩した」と俊也に嘘の電話をして、裕雅と待ち合わせたラウンジに向かいました。裕雅は打って変わった口調で

「本当は美輝と結婚したかった。政治家の家に生まれると結婚相手も自分で選べない。傷つけてゴメン」

と、以前の事を謝ってきました。美輝は

「許す事はできないけれど、謝ってくれたのは嬉しかった」

と握手をして別れました。

しかし翌日、その時の二人を写した写真がネット上で拡散されていました。

裕雅が所属するのは野党最大派閥の立命党。そんな人物と二人きりで会っていたとなれば民自党の幹部が黙っているはずがありません。公認候補の話は白紙に戻ってしまいました。

凪子や俊也にも呆れられてしまいますが

「私は宝石美輝よ。こんな事で負けてられないわ!」

と自ら他の政党への売込みを開始します。しかし、どこへ行っても門前払いを喰らってしまいます。

 そんな時、俊也が急に公認候補が出馬を辞退した青和党が代わりを探していると情報を持ってきます。

「そこら辺の政治家みたいなつまらない嘘をつくな!お前は馬鹿正直で、周りにイタイと思われている位がお似合いだ!!」

首尾よく青和党の公認候補となり、再び二人で二人三脚の選挙活動が始まりました。

 しかし、美輝が出馬する選挙区の対立候補は裕雅です。政界のサラブレッドとの直接対決で、苦戦は目に見えていました。それでも

「必ずこいつを勝たせて見せます」

そう凪子に語る俊也の目には力が満ちていました。

あらすじ・ネタバレ3 【美輝の成長と恋心。そして投票の行方は?】

選挙ポスターや宣伝カーの準備、立候補の届け出、街頭演説やビラ配りと忙しい日々が続きます。美輝は毎日必死にビラを配り、演説をしますが、今一つアピール力が足りません。

そんな時、後輩で局アナとして人気が出ていた仲手川万里子が急きょ退社すると聞きます。美輝はなりふり構わず土下座までして頼み込み、選挙スタッフに加わってもらいます。

美輝と違って人懐っこく甘え上手な万里子の助言で、人に受け入れられやいイメージも持たれるように努めたおかげで、美輝はお年寄りや子供にも支持されるようになってゆきます。

そして、裕雅を見返す為に立候補したという事が支持してくれる人達の裏切りの様に思えて心苦しくなってきます。そんな美輝の悩みに対して俊也は

「理由なんて関係ない。もうお前の相手は斎藤裕雅じゃないだろう」

と励ましてくれました。美輝はその顔を見ながら、懸命に支えてくれる俊也の事も段々と気になり始めている自分に気付くのでした。

努力と地道な活動のおかげで、美輝の支持も上がり始めました。

そんな時、凛子と数人の女性がニュースに登場し、裕雅に弄ばれて捨てられた過去を公表したのです。

「こんな卑劣な人物に政治を任せないでください。国政選挙に出馬などさせないでください」

と、凛子達は裕雅に票を入れないように訴えかけました。

「安心はできないわね。斎藤家の事だから、どんな手を使ってくるか

凪子の懸念通り、ニュースで美輝と裕雅の過去が取り上げられた事をきっかけに

「フラれた腹いせ選挙に出たのでは?」

「被害を訴えた女性も美輝たちの差し金では?」

と矛先が美輝達の方に向けられてしまいます。

更に凛子の家にも人が押しかけてくるようになり、危険を感じて選挙事務所に逃げ込んできます。

その、怯えて疲れ切った姿に我慢ならなくなった美輝は裕雅の選挙事務所に乗り込んでゆきます。着くなり文句を言いますが

「俺は何も悪くない。お前もあの女達も騙される方が悪いんだ」

と、裕雅には全く反省の様子がありません。

「ふざけるな!」

美輝が殴りかかろうとしたその時、先に誰かが裕雅を殴り倒しました。

「これ以上、こいつを侮辱するな!」

寸での所で駆けつけた俊也が、美輝の代わりに裕雅を殴ったのでした。

そのまま俊也は警備員に連れ出され、公にしないという事で事態は落ち着きましたが、彼は秘書を辞めざるを得なくなってしまいました。

自分を庇った俊也が辞めてしまった事に納得できない美輝でしたが

“絶対に勝たせて見せる”という彼の気持ちを無駄にする気?」

と凪子に諭され、当選に向けて残りの日々を全力で過ごす事にしました。

そして投票前日、最後の街頭演説に立った美輝は意を決して語り出しました。

「ネットに流れている噂は本当です。最初は振られた男を見返そうと選挙に出て、皆さんの事はどうでも良いと思っていました。しかし、ずっと側にいてくれたある人のおかげで私は変わりました。嘘をつかず、皆さんの幸せが自分の幸せになるような政治家に、私は成ります!」

演説が終わった時、聴衆は次々と美輝に拍手やエールを送ってくれました。

その時、美輝はたくさんの聴衆の中から一人の人物を見つけ、慌てて選挙カーを下りて叫びました。

「門脇俊也、いるんでしょう?!秘書のあなたが私の側にいなきゃおかしいでしょう!」

分かれた人込みの先には俊也が立っていました。

「俊也、貴方に側にいて欲しい。政治家としてだけじゃなく、ずっと・・・」

そう言った美輝を俊也は黙って抱きしめてキスをしたのでした。

「前代未聞だな、こんな選挙」

「私を誰だと思ってるの?宝石美輝よ」

そして投票日、美輝は見事に当選を果たしました。

「おめでとう」

凪子は手を差し出しましたが

「握手は総理大臣になるまでお預けです」

と自信ありげに美輝は微笑んだのでした。

映画『リベンジgirl』の主要キャスト

 

主要キャスト01.宝石美輝(桐谷美玲)

東大経済学部を首席で卒業し、ミスキャンパスグランプリで優勝する程の美貌の持ち主。しかし、その事を当たり前と思ってしまう傲慢さのために周りから「実はイタい女」と陰口をたたかれている。

しかし、恋には奥手で裕雅が人生最初の彼氏だった。

また、必要と思えば努力を惜しまない真面目でひた向きな一面もある。

主要キャスト02.門脇俊也(鈴木伸之)

政治秘書として美輝を支える。普段は不愛想だが、たまにさわやかな笑顔を見せる。全身全霊を掛けて当選させた政治家が利己的で嘘つきな人間だった事に幻滅し、政治の世界から身を引いていたが、美輝の人柄に魅せられて再び政治活動を始める。

主要キャスト03.斎藤裕雅(清原翔)

ハーバード大卒で家は代々政治家というサラブレッド。イケメンだが性格が悪く、女癖も最悪。

主要キャスト04.如月凪子(斉藤由貴)

数々の選挙で候補者を当選させてきた敏腕秘書。美輝の中に新しい政治家の可能性を見出し、俊也に彼女を絶対に当選させるよう命じる

映画『リベンジgirl』のその他のキャスト

仲手川万里子(馬場ふみか)

美輝の後輩。人懐っこく愛らしいキャラで局アナとして人気者になるが、先輩アナのいじめで退社した。

百瀬凜子(佐津川愛美)

裕雅に弄ばれた女性の一人。彼の子供を妊娠し金を渡されて身を引くが、美輝の頑張りを見て勇気づけられ、同じような被害を受けた女性を集めて被害者の会を設立する。

宝石美咲(竹内愛紗)

美輝の妹。常に冷静な性格。プライドが高く、誰かに頼るのが下手な美輝の良き相談相手。

(まとめ)

生まれて初めてフラれた才色兼備の女性が、リベンジの為に政治家を目指す奇想天外な作品です。傲慢ながら、実は真面目で勉強家の主人公 宝石美輝を桐谷美玲が好演しています。

また、いつもは冷たく怒鳴りつけるだけの俊也が時々見せる笑顔も爽やかで良かったです。

破天荒ながら真っすぐに自分の目標に向かって突っ走る美輝の姿に元気をもらえる作品です。

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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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