1.映画『1週間フレンズ』の詳細なあらすじ・ネタバレ結末
2.映画『1週間フレンズ』のキャスト紹介
映画『1週間フレンズ』は2017年に公開された青春ラブストーリーです。
主演は川口春奈と山崎賢人。
本作を一言であらわすなら、「記憶喪失+高校生の純愛物語」です。
メインストーリーは、以下の通り。
・ヒロインが1週間で記憶を無くしてしまう
・主人公がヒロインと懸命に交流を続け、次第に二人の関係が深まる。
・次第に恋に落ちる主人公
【一週間フレンズ】
普通の高校生がふとした事から、彼女に恋に落ちる話。しかし、彼女は月曜日になると先週の記憶が消えてしまう。
なかなか気持ちが伝わらず、最後までどうなるか分からないドキドキの連続。最後はしっかり納得できる。
彼女の秘密に合わせて動く、彼の行動がよかった。
— 前野りさ@恋愛映画のススメ (@maerisanba) June 20, 2020
【一週間フレンズ】
普通の高校生がふとした事から、彼女に恋に落ちる話。しかし、彼女は月曜日になると先週の記憶が消えてしまう。
なかなか気持ちが伝わらず、最後までどうなるか分からないドキドキの連続。最後はしっかり納得できる。
彼女の秘密に合わせて動く、彼の行動がよかった。
— 前野りさ@恋愛映画のススメ (@maerisanba) June 20, 2020
いちフレ予告編泣きそう、感動😢💗
賢人くんの香織を想う一途で健気な姿
最後の泣いてる姿、喜んでる姿を見ると
めっちゃ泣きそうで感動した😭💭
主題歌も映画にピッタリすぎて最高✨
良い映画になること間違いなし😳🔥
2月まで長い早く賢人くん見たい🙊💋#一週間フレンズ #いちフレ pic.twitter.com/IffsQZjLTq— # (( ざきやまけんてぃ )) (@Y_kento0907) November 30, 2016
ちなみに「1週間フレンズ」は映画化だけでなく、テレビアニメ化や演劇の舞台化など様々に形を変えて、長く愛されている作品なのです。
映画『1週間フレンズ』の簡単あらすじを紹介
高校2年の長谷祐樹は、一週間ごとに友達の記憶を失くしてしまう同級生の藤宮香織と知り合い、交換日記を使って関係を保ち続けます。
記憶障害のせいで友達も作れず、周りと距離を取り続けていた香織でしたが、やがて祐樹やその友達と打ち解け、楽しい思い出を作ってゆきます。
しかし、かつての同級生 九条一の出現により祐樹と香織の関係も変わってゆきます。そして、遂に祐樹は香織の記憶から消える道を選択します。
この奇妙な関係の行方はどうなるのか?香織は本当に大切な思い出をなくしたままなのか?
映画『1週間フレンズ』のあらすじ詳細
それでは以下にて1週間フレンズの詳しいあらすじについて見ていこうと思います。
わかりやすいようにいくつかに分割してあらすじを伝えていきますね。
1【香織との出会い】
↓
2【それでも友達になりたい】
↓
3【学園祭で】
↓
4【忘れても無くならないもの】
それぞれ詳しくみていきますね。
あらすじ1 【香織との出会い】
高校2年の新学期が始まる直前、長谷祐樹は図書室で貸出カードを拾います。「藤宮香織」という名前から可愛らしい女の子を妄想していると、強張った表情の本人 香織が目の前に立っており、無言でカードを受け取って立ち去りました。
新学期、祐樹は香織と同じクラスになりました。香織はクラスメイトと打ち解けず、「愛想、悪いよね」と周りからも避けられていました。祐樹は思い切って「友達になってください」と言いますが、「ムリ・・・」と断られてしまいます。それでも、祐樹は声を掛け続けました。
そんな時、祐樹は担任から香織の秘密を聞かされます。
実は、香織には特殊な記憶障害がありました。交通事故がきっかけで、月曜になると友達に関する記憶だけが無くなってしまうというのです。半信半疑の祐樹でしたが、実際に月曜日になると自分やクラスメイトの事をきれいさっぱり忘れている香織を見て衝撃を受けます。
あらすじ2 【それでも友達になりたい】
ある時に閃いて、祐樹はノートとペンを買い「交換日記、してくれませんか?」と押し付けるように香織に渡しました。
家にノートを持ち帰った香織がノートをめくってみると、中には月曜から金曜までの祐樹の行動や思いが書かれていました。最初はただ読み進むだけでしたが、段々と入り込んで表情が伴うようになります。
それでも次の月曜日、香織は何も書かずにノートを返し、やっぱり交換日記は止めにしようと言います。しかし、それでも祐樹は諦めず、月曜のたびにただノートが返却されている日々が続きました。
そんなある日、偶然ノートが落ちて開き、中に香織の書き込みがある事に気付きます。迷惑をかける事の不安や、祐樹の気持ちが嬉しかった事、月曜に祐樹の事が分かるよう金曜に日記を持ち帰りたいという提案が書かれていました。遂に気持ちが通じたのです。。
その日から、お互いの事を書きあう交換日記が始まりました。
そんなある日の放課後、同じクラスの女子 彩と美咲が香織の机に入っている日記を見つけて盗み見ようとします。香織は中に入れず外で立ち尽くしていました。そこへ祐樹の幼馴染 桐生将吾が通りかかり盗み見るのを止めさせます。女子に人気がある将吾との仲を誤解した彩達は、香織を見つけ「抜け駆けしないで」と開き直ります。その言葉に誘発され、香織の脳裏でフラッシュバックが起ります。
その頃、2学期から転校してくる予定の九条一(はじめ)が挨拶にやって来ました。その時、はじめは香織の姿を見掛けて驚きますが、声はかけられずに見つめるだけでした。
やがて夏休みになり、祐樹は香織、将吾、いつも何かと祐樹の世話を焼く幼馴染でクラスメイトの山岸沙希は連れだって夏祭りに行きます。
祭りに向かう途中、香織は3人とはぐれてしまいます。その時、中学の同級生 近藤まゆに呼び止められます。更にそこに、まゆと一緒に来ていたはじめもやって来ます。記憶障害の事を知らないはじめは、いきなり「裏切り者・・・」と口走ります。それがきっかけとなり再びフラッシュバックが起こり、香織は気を失って病院に運ばれてしまいます。
ベッドに寝かされていた香織は暫くして目を覚ましましたが、側にいた祐樹は自分が忘れられている事にショックを受けます。飲み物を買いに出た祐樹は、受付で香織の両親と出くわします。そして香織の父親から「やはり友達を作るのは早すぎました。もう娘には近づかないで欲しい」と言われてしまいます。しかし、祐樹は受け入れず、月曜に家まで押しかけて日記帳を手渡し、再び二人の関係が始まります。
あらすじ3 【学園祭で】
2学期が始まり、はじめが祐樹たちのクラスに転入してきます。
夏祭りの様子から、祐樹はじめと香織が知り合いだと察し、聞き出そうとしますが、はじめは答えません。
そして学園祭当日、学校に近藤まゆが訪ねてきて香織とはじめ、祐樹の前で香織が記憶障害になった原因を語り出します。
中学校時代、3人は同じ学校に通っていましたが、はじめが転校する事になります。まゆははじめが好きでしたが、はじめは香織ともう一度会う約束をします。しかし、その事が周りにバレてしまい、香織は女子たち全員から無視され始めます。そしてクリスマスの夜、と広場にやって来た香織でしたが、途中でまゆ達に阻まれ「抜け駆けしないで!」と言われてしまいます。香織は耐えられずに逃げ出し、交通事故にあってしまったのです。
話を聞き終わった香織ははじめの事や、友達から無視されて辛かった気持ちを思い出し、「はじめ君に会いたい・・・」と呟きます。それを聞いた祐樹は動揺します。
そして、学園祭が終わって後片付けの最中、祐樹は香織が覚えていた事をはじめに告げます。
はじめと別れた後、祐樹は交換日記をキャンプファイアーの中にくべて燃やします。
そして月曜になり、香織は祐樹の事を忘れてしまいました。
ネタバレ結末【忘れても無くならないもの】
祐樹の事を忘れた香織は、はじめと一緒にいるようになりました。二人の間に入る余地がない事を察した祐樹は、二人を見守ることを決めます。
やがて祐樹は3年になり香織とは別のクラスになりました。
あっという間に時は流れ、卒業の時がやって来ました。これでは終われないと思い、祐樹は2年の時に同じクラスだったからとアルバムにメッセージを書いてもらい、お返しに香織のアルバムにメッセージを書きますが、特に反応はありませんでした。
そんな時、図書委員から未返却の本がある事を告げられます。香織に心当たりはありませんでしたが、なかなか読み進まず延々と祐樹が借り続けていた本があり、香織が自分の名前で手続きをしたことがあったのです。運よく、すぐそばで聞いていた祐樹の後輩にその本が託されており、すぐに返却してくれました。
ところが、中身を確認した図書委員が本の中に落書きを発見します。それは祐樹と香織の思い出を描いたパラパラ漫画でした。最初の図書館での出会い、友達になってほしいと言った時に「ムリ・・・」と断った事、交換日記・・・ 香織は大切な思い出と祐樹を忘れていたと知り激しく動揺します。
その時、横で見ていたはじめが祐樹を探しに行くよう促し、香織は駆け出します。校内を探し回り、ついに屋上で祐樹を見つけます。
「何度忘れても絶対に思い出すから、長谷祐樹君、私と友達になってください」
最初は驚いていた祐樹は、やがて笑顔になり、そして香織の手をしっかり握ったのでした。
映画『1週間フレンズ』の主要キャストをチェック!
それでは以下にて映画『1週間フレンズ』の主要キャストをご紹介していきますね。
・山崎賢人
・川口春奈
・松尾太陽
・上杉柊平
・高橋春織
長谷 祐樹役/山崎賢人
本作品の主役。漫研所属。勉強はあまりできる方ではないが「空気は、読むより作る方が大事」というポジティブな性格。周りの反対や心配をよそに、友達の記憶をなくす藤宮香織と友達になろうと色々な手段を講じて努力する。
藤宮 香織役/川口春奈
本作品のヒロイン。過去の事故と友達に対するトラウマが原因で、一週間で友達の記憶がリセットされる奇妙な記憶障害を抱えている。そのせいで友達が出来ず、周りからも愛想がないと敬遠されている。数学が得意。
桐生将吾役/松尾太陽
祐樹の昔からの友達。クールな性格とルックスで女子に人気がある。しかし、本人はその人気に流される事なく、人の本質を見抜く目を持ち合わせている。
九条一役/上杉柊平
高校2年の2学期に祐樹達のクラスに転入してきた。転入してすぐに将吾に匹敵する程に女子の人気者となる。親が転勤族なのか転校する事が多く、中学は香織や近藤まゆと同じところに通っていたが、中学3年の時に転校している。しかし、約束を反故にされても香織への想いは変わっていないなど、一途な面もある。
山岸沙希役/高橋春織
祐樹の幼馴染。家は美容室で、何かと祐樹の世話を焼いてくる。香織がはじめと付き合い始め、落ち込む祐樹に思い切って告白したが振られる。
映画『1週間フレンズ』のその他のキャスト!
続いて、映画『1週間フレンズ』のその他のキャストについてみていきましょう。
・古畑星夏
・甲本雅裕
・国生さゆり
・戸次重幸
・近藤まゆ役(古畑星夏)
香織やはじめの中学時代の同級生。中学の頃ははじめの事が好きだったが、はじめが香織に告白したと知って「抜け駆けしないで!」と香織に詰め寄り、記憶障害を引き起こす原因を作ってしまった事を後悔している。
・藤宮隆之役(甲本雅裕)
香織の父親。娘の事を思うあまり過保護になりすぎる面があり、祐樹の事も快く思っていない。
・藤宮志穂役(国生さゆり)
香織の母親。香織の事は大事に思っているが、父親ほどには心配性ではなく、祐樹の事も好意的に思っている。
・担任 井上役(戸次重幸)
祐樹や香織が2年生の時の担任。数学教諭。祐樹が香織と友達になろうとしていると知り秘密を打ち明けて諦めさせようとするが、祐樹の卒業の時には「空気は読むより作る方が大事だ」「お前に感謝している奴はきっといるはずだ」と、その積極性を認めるようになっていた。
映画『1週間フレンズ』のまとめ
様々な映画に出演し、カッコいい役も数多く演じている山崎賢人さんが主役です。今回はどちらかといと3枚目な感じで、欠点は多いがあきらめの悪さは人一倍の漫研部員を演じています。
この作品に出てくる人達は、香織が1週間で友達の記憶を失くす為に、どうせ優しくしても無駄だと思って関りを断ってゆきます。しかし、祐樹だけは「彼女が笑っていられればそれでいい」と行動し続けます。その誰にも真似できないポジティブさと優しさは記憶障害の香織の心を救い、思い出せなくても香織や周りの人を元気にする力がありました。
また、チョットした事で香織を無視すると決めた中学時代のクラスメイト達の姿は、いじめによって人々を陥れる姿に似ている気がして単なるラブコメを越えている様に思えました。
記憶障害を乗り越えて祐樹と香織が再開するシーンも、とても感動的でした。