映画『ハチミツとクローバー』のあらすじ・ネタバレ結末・感想【全員片思い+切ない恋愛映画】

▼この記事はこんな内容が書かれています。
1.映画『ハチミツとクローバー』の詳細なあらすじ・ネタバレ結末
2.映画『ハチミツとクローバー』のキャスト紹介
3.映画『ハチミツとクローバー』の感想
たかりょー
こんにちは、シネコンスタッフ歴5年・年間100作以上映画をみている、ちょ〜映画好きのたかりょーです。

この記事では映画版『ハチミツとクローバー』のあらすじの詳細を中心に、鑑賞者の感想等をまとめた記事をご紹介しますね。

ハチミツとクローバーは美術大学に通う男女5人の甘酸っぱくも淡い恋愛模様を描いた作品。

設定が”5人全員が片想いしている”という部分がなんとも切ない!

が、、、正直、この作品を見ると男女関係なくマジで恋をしたくなります。

なお、後ほど主演については詳しくご紹介しますが、キャスト陣もかなり豪華です。

落ち着いた雰囲気は良し!見ごたえ抜群!

めっちゃドキドキ切ない青春恋愛映画ですので、お時間ある人はぜひみてくださいね。

目次

ハチミツとクローバーのあらすじ詳細をご紹介!【ネタバレ結末あり】

それでは、ハチミツとクローバーのあらすじを詳細にお伝えしていきますね。

ストーリー展開をわかりやすくするために、全体を5分割してあらすじをご紹介しましょう。

1.出会い

2.自分にはないもの

3.臆する

4.それぞれの思いは…

5.新たな思いを胸に

それぞれ詳しくみていきますね。

あらすじ01【出会い】

美大生の竹本祐太は、同じアパート内に住む先輩の森田や真山と大学生活を送る。

入学して間もなく竹本は真山と美術講師の花本の自宅で行われる飲み会、通称花本会に招待される。

ビールの補充に向かう二人はアトリエで一人絵を描く、花本の従兄弟の娘である花本はぐみに出会う。

竹本は一目ではぐみに恋をし、また真山は初めて人が恋に落ちる瞬間を目の当たりにするのだった。

飛び抜けた芸術センスを持つはぐみだったが、人見知りが故に大学生活に溶け込めずにいた。

そんなはぐみに竹本は、積極的に話しかけたりと気にかけ次第に二人は親しくなる。

あらすじ02【自分にはないもの】

竹本が暮らすアパートに隣人の森田が長旅から帰ってくる。

森田は類い稀なセンスを持ち個展を開く程の実力があるものの、美大生8年目という自由奔放な性格の持ち主だった。

そんな森田とはぐみは互いの才能に惹かれあっていくのを、竹本は誰よりもはやく気付くが、自分にはその才能はなく二人にしか分かり得ないことだと悟るのだった。

一方真山はアルバイト先の上司原田に片思いをしているが、思いが募るあまり後をつけたり、彼女が捨てたゴミを収集するなどストーカー化していた。

そんな真山に思いを寄せているのは同じ美大生の山田あゆみだった。

彼女も真山との距離がうまく測れず、また自身も気持ちに素直になれずにいた。

しかし真山は山田の思いに対し、俺を見るのはやめたほうがいいときつくあたる。

そう言われてもなお片思いをやめることができずにいる山田。

一線を引く真山であったが、彼も原田から心を閉ざされアルバイトをクビになってしまう。

五人はそれぞれ果たされない思いを抱えながら、長く短い大学生活を過ごしていく。

あらすじ03【臆する】

とある日、森田は個展を開く。作品を見に行った竹本ら四人はそこで評論家と口論になり、会場を飛び出して行ってしまう森田を目撃する。

見兼ねた竹本らは追いかけ、五人は真山の車に飛び乗り、無計画のまま海へいくことに。

海に着くなり着替えもないまま、海に飛び込む。

不安や心配事も忘れ、いま目の前にある時間を楽しんだ。

日も暮れ帰宅しようとするが、車が故障し動かなくなってしまい、そのまま近くの旅館へ泊まることに。

その後竹本は真山から、少し頼りないアドバイスをもらうも、翌朝、浜辺で森田がはぐみにキスしているところを見てしまう。

走り出すはぐみを、その場から動けずに隠れてしまう竹本。

はぐみはこのことがきっかけで絵が描けなくなってしまう。

そしてキスをした当人である森田自身も行動に移せず、胸のしこりが取れずにいた。

あらすじ04【それぞれの思いは…】

思い悩み苦しむ竹本だったがいつだって自分の気持ちの中心にいたのは、はぐみであることに気づく。

自分にはなにもできないが、いまのはぐみを救えるのは森田しかいないと説得し、森田をはぐみのもとへ向かわせ、竹本自身は己と向き合うため自分探しの旅へ出る。

はぐみと向き合う決意をした森田は、自分をここへ向かうよう動かしたのは竹本だと伝える。

そして自身の売却された作品に火をつけ、燃えゆく炎をみてはぐみは涙を流すのだった。

そのころ真山は山田に、もう一度原田のところで雇ってもらえるよう頼んでみたらと背中を押される。

原田は過去に夫を失っており、そのことで真山を苦しめてしまうのではないかと思いあえて遠ざけていたのだった。

しかし真山はそれでも原田に対する気持ちは変わらないと伝え、改めて彼女のもとで働けることになったのだった。

きつくあたり、距離を置いてもなお想い続けた山田は最後に、真山へ気持ちを伝える。

真山は山田にただありがとうと告げた。交わることはなかったが、二人の一途な想いはそれぞれ終着点にたどり着いたのだった。

一方竹本は道中で知り合った宮大工の職人と出会う。

そこで世話になるにつれ、徐々に気持ちの整理がつき、はぐみへの想いや将来のことなどの不安がなくなり、またそれらを少しずつ受け入れ始めていた。

竹本は大学に戻る決意をし、はぐみに会いにいく。

その日は二人が初めて出会ったあの温かな春の日のようだった。

想いを伝えた竹本にはぐみ、ありがとうと微笑んだ。

ネタバレ結末【新たな思いを胸に】

月日は流れ、竹本のもとに山田から手紙が届く。

それははぐみたちの近況報告だった。

森田は、ニューヨークで個展、真山は正式に原田の事務所の社員に。

そしてはぐみは大きなキャンパスに海の絵を完成させたと記してあった。

長いようで短い大学生活を五人で過ごした。

苦しみ悩んだ時間の方が多くあったが、それも全て自分の糧になり、いまに繋がっている。

そしてきっとこれからの自分が経験することも乗り越えていけるはず。

新たな思いを胸に五人はそれぞれの夢へと歩き出す。

ハチミツとクローバーの主要キャストまとめ

それでは以下にてハチミツとクローバーの主要キャストをご紹介していきましょう。

今では結構豪華な顔ぶれだな~としみじみ思います。

■櫻井翔
■伊勢谷友介
■蒼井優
■加瀬亮
■関めぐみ
それぞれ簡単に経歴等をご紹介していきますね。

竹本祐太役→櫻井翔

本作の主人公である竹本祐太を演じるのは、櫻井翔さんです。

言わずと知れた、日本の国民的アイドルである嵐のメンバーです。

ただハチミツとクローバーは2006年の映画なので、初めてみる方は「すごく若い!」っていう印象を持つかもしれません。(というかおぼこいんでしょうか…w)

不器用でありながら、真剣でまっすぐな性格の竹本祐太を完璧に演じきっていて、個人的には本作のなかで一番感情移入というか、もっとも好きなキャラクターですね。

櫻井翔さんが出演した映画作品↓↓2002年→ロックンロールミシン
2003年→木更津キャッツアイ 日本シリーズ
2007年→黄色い涙
2009年→YATTERMAN 〜ヤッターマン〜
2011年→神様のカルテ
2013年→謎解きはディナーのあとで
2018年→ラプラスの魔女

伊勢谷友介→森田忍役

竹本祐太と同じアパートに暮らす変人・先輩の森田忍役を演じているのが、伊勢谷友介さん

デビューは俳優としてではなくモデル。

伊勢谷友介さんといえば、俳優としてだけでなく、映画監督・美術アーティスト・実業家という様々なジャンルで活躍されているマルチな才能を持っている方ですね。

そもそも東京藝術大学美術学部を卒業されているところがすごい!

また大学時代にはアメリカにも留学されていて、英語もペラペラ。

超イケメンなのにいろんな才能がある。天は二物を与えないということわざは嘘かって突っ込みたくなるほどの多彩な才能を持ってる方ですね。

伊勢谷友介さんが出演した映画作品↓↓1999年→ワンダフルライフ
2003年→黄泉がえり
2004年→CASSHERN
2006年→嫌われ松子の一生
2007年→クローズド・ノート
2011年→あしたのジョー
2013年→清須会議
2015年→新宿スワン

蒼井優→花本はぐみ役

本作のヒロインで、天性の才能を持つ花本はぐみ役を演じるのは、蒼井優さん。

蒼井優さんといえば超演技派で映画好きな人からしたら知らない人はいないってくらい有名な女優さんですよね。

それこそ超有名な話題作から、マイナーな映画作品まで幅広く映画に出演されています。

フラガールではその演技力が高く評価されて日本アカデミー賞最優秀助演女優賞だけでなく、ブルーリボン賞主演女優賞など、多数の映画賞を受賞されました。
(主演をつとめた彼女がその名を知らない鳥たちでも日本アカデミー賞の主演女優賞受賞されています)

ちなみにデビュー作は岩井俊二の監督作品『リリイ・シュシュのすべて』です。

蒼井優さんが出演した映画作品↓↓
2001年→リリイ・シュシュのすべて
2002年→害虫
2004年→花とアリス
2005年→ニライカナイからの手紙
2006年→フラガール
2007年→クワイエットルームにようこそ
2008年→百万円と苦虫女
2010年→おとうと
2013年→東京家族
2017年→彼女がその名を知らない鳥たち
2019年→長いお別れ

加瀬亮→真山巧役

1974年、神奈川県生まれ。

加瀬亮さんといえば、個性的な演技が人気の俳優さんですよね。

みなさんのなかではドラマSPECシリーズに出演されていたというイメージが強いかもしれませんね

デビュー作は2000年の『五条霊戦記//GOJOE』

今後も活躍が期待される俳優さんです。

加瀬亮さんが出演した映画作品↓↓
2002年→ロックンロールミシン
2004年→69 sixty nine
2006年→花よりもなほ
2006年→硫黄島からの手紙
2007年→それでもボクはやってない
2009年→重力ピエロ
2010年→アウトレイジ
2012年・2013年→劇場版 SPECシリーズ
2014年→わたしのハワイの歩きかた
2017年→3月のライオン

関めぐみ→山田あゆみ役

加瀬亮さん演じる真山巧に、ずっと片思いし続けている山田あゆみ。

彼女を演ずるのは、女優の関めぐみさん。

美脚と美乳+美貌の器量好しの美女で、めちゃくちゃモテモテ。

また実家の酒屋を手伝っている性格の良さ。

なのにパッとしない真山巧を好きになるという。。。

山田あゆみは関めぐみさんがぴったりだな〜と映画をみながら思いました。

関めぐみさんが出演した映画作品↓↓
2005年→8月のクリスマス
2007年→アヒルと鴨のコインロッカー
2007年→包帯クラブ
2008年→トワイライトシンドローム デッドクルーズ
2010年→ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ
2015年→迷宮カフェ

ハチミツとクローバーの感想まとめ

それではハチミツとクローバーの感想を一気にご紹介したいと思います。

基本的に全てツイッターから集めてきた内容になります。

感想01.美しすぎるセリフ。人が恋に落ちる瞬間を上手に描いている

たかりょー
この感想、個人的にめっちゃ好きです。恋に落ちる瞬間って世界が止まるって気持ちすごくわかるし、ハチミツとクローバーでもそういうシーンがあるので、、、

感想02.土日の昼下がりに、の~んびりとみたくなる恋愛映画

たかりょー
確かに映画全体の雰囲気がほのぼのとしていて、画のトーン自体も強すぎず弱すぎず、淡さが漂っていて、平日の昼下がりに見るといいかもしれません。とはいえ、作品のストーリー的に、時にグッと甘酸っぱくなるシーンもたくさんあって、心が切なくなる要素もあり!だから、いろんな意味で見応えのある作品だといえますね。

今思えばすごいキャストが勢揃い

たかりょー
キャストに関しては、先ほどご紹介しましたが、メインキャストは基本主役を張れるくらいの人が勢揃いしてるので、すごい豪華です。映画としては2006年に公開された映画なので、かなり時間がたったな〜って気持ちも同時にしちゃいますがww、、
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この記事を書いた人

読書好きブロガー。とくに夏目漱石が大好き!休日に関連本を読んだりしてふかよみを続けてます。
当ブログでは“ワタクシ的生を充実させる”という目的達成のために、書くを生活の中心に据え(=書くのライフスタイル化)、アウトプットを通じた学びと知識の定着化を目指しています。テーマは読書や映画、小説の書き方、サウナ、アロマです。

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